ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編 ネタバレ考察2

 

 考察その2。

 この続き。


>考察1

> ・魅音、詩音の入れ替わり。綿騙し編を通して。魅音に刺青はあったのか。


 ・魅音と詩音それぞれが出ているシーンで、私見を挙げたので、通して考察する。


 ・基準となるのは、魅音と詩音が両方出ているシーン。

 ・圭一がダビンチで人形を買おうとするところから遡る。


 16日(木)

 ・ダビンチで詩音が圭一に人形を買ってもらおうとする。

 ・奥から魅音が出てくる。

 ・さすがにこれは、詩音と魅音である。

 ・これを疑う様ではL3くらいになっている。後でひっくり返してくるかもしれないけど、今のところは、これを大前提とする。

 ・弁当の差し入れは魅音。

 ・今日のデザートフェスタは詩音。誘った電話も詩音。


 6月15日(水)

 ・終盤の魅音の言動からすると、エンジェルモート前で圭一を助けたのは同一人物。

 ・その前は全部魅音の可能性が高いので、これが詩音だと、一通り筋が通る。

 ・6月20日を振り返る。


 6月20日(月)

  セーフルームでの魅音と圭一のやりとり。

 ・圭一「ああ、俺が不良に囲まれていた時」

 ・魅音「そう」


 ・これは、詩音か。

 ・圭一を助けたのは、詩音。もし、魅音だとすると、魅音からやり取りを聞いた詩音がフェスタへ誘う電話をしたことになる。このシーンはどちらでも成り立つか。

 ・確定情報不足。考察を続ける。


 ・6月15日の学校以前で登場していたのはすべて魅音であるか検証。


 6月12日(日)

 ・魅音から圭一に電話。レナも集合して、ダビンチへ。

 ・魅音がバイトになったので決勝は延期。

 ・魅音は圭一から人形をもらう。

 ・ここは魅音。


 6月13日(月)

 ・エンジェルモート、詩音登場。

 ・背中に刺青無し。綿騙し編で刺青の話は出てきていないので、二人とも刺青は無いと仮定する。(刺青があるとしたら、背中を化粧などで隠した。)

 ・どちらでも良いが、魅音で問題なし。


 6月14日(火)

 ・カレー対決の帰り、圭一がウエイトレスのバイトのことを言う。

 ・魅音の慌てぶりは、昨日の詩音も魅音。


 ・圭一宅、圭一が空腹でうつ伏せ。

 ・詩音が弁当を差し入れ。

 ・ダビンチでの反応から、ここも魅音。


  6月15日(水)

 ・学校で圭一が魅音に差し入れのお礼。

 ・魅音慌てる。

 ・ダビンチでの反応から、ここも魅音。


 ・前半確定。

 ・不良から圭一を助けたところ、または、デザートフェスタに圭一を誘うときからが詩音。


 ・ダビンチの後を検証する。

 18日(土)

 ・詩音と魅音両方出ているのでそのまま。


 19日(日)

 ・合流したときは魅音。……か?

  これ以降の行動が魅音か詩音の一人だけの行動になっていたとすると、詩音が魅音に、魅音が詩音になる可能性があり得る。どちらか一人で成り立つか可能か考慮。(詩音一人が濃厚)

 ・詩音が現れ、圭一手を引き祭具殿へ。着替えてくることは可能。

 ・富竹、鷹野と4人で祭具殿。


 ・祭具殿から出て、沢に降りる圭一。

 ・梨花、レナ、魅音と合流。着替えることは可能。ただし、梨花が演舞でミスをしたことをレナと同時に驚いているのは、うまい芝居ができていなければ成り立たない。ここはグレー。


 ・詩音から圭一に電話。

 ・詩音「石段のところで別れた後、鷹野さんと富竹さんに会いませんでした?」

 ・二人が軽トラで行方不明ということが判明。ただし詩音の口だけから出ている情報。

 ・L5発症するようなオカルト情報でもないので、そのまま信じて良い気もする。

 ・圭一の画面は揺れる。雛見沢症候群になるのは時間の問題。

 ・圭一が責任を追及していると、詩音側が電話を切る。詩音が切ったか、脇にいた魅音が切ったか。


 20日(月)

 ・圭一寝不足。レナ合流。

 ・魅音合流。(旧作ではすでに魅音は捕らえられていて、以降は詩音)

 ・寝たのが3時。村長行方不明。村長の行方不明を魅音とレナは知っていた。


 ・魅音、お魎は詩音に攻撃されていて、これは詩音というのが筋が通る。


 詩音が一晩でやったことの整理。

 ・圭一を祭具殿に連れていき、鷹野、富竹と一緒に入る。

 ・梨花、レナといたのは魅音。


 ・園崎宅へ電話。魅音が「口封じ」という単語を言う。(描かれていない)

 ・魅音を気絶させる。お魎を気絶させる。牢屋へ。(お魎はたぶん耐えられずに死ぬ)

 ・圭一に電話して怖がらせる。


 ・村長を気絶させる。牢屋へ。呼び出せた理由は「祭具殿に侵入者があったのでお魎が呼んでいる」くらいか。

 ・村人に村長を捜索させる。


 ・つまり、綿流し編、目明し編の二晩を、一晩で済ましてしまったということ。

 ・詩音が圭一を監禁した犯人の筋で行ける。最後まで行けるか?


 ・綿騙し編の違いは、梨花と佐都子が捕まっていない。その点はこの後に進行する。

 ・つづける。



 20日(月)つづき。

 ・圭一と赤目梨花がやり取りした後。梨花が行方不明。

 ・魅音(詩音)「校舎裏で誰かと話していたような……」

 ・魅音(詩音)「作業服を着た男」

 ・これは真偽不明。両面で進める。

 ・A事実:特に裏は無し。 Bブラフ:情報かく乱のため偽情報を流す。


 ・A.事実だとすると、山狗(またはそれに類する部隊)が梨花に接触。

  A1.オヤシロ様の祟りを行う実行部隊と接触したと思った詩音、梨花に詰め寄るが催涙スプレーと注射器で反撃され、結局返り討ちで殺す。ありそう。

  A2.オヤシロ様の祟りを行う実行部隊と接触したと思った詩音、梨花に詰め寄るが赤目で追及され取り逃がす。最後の監視カメラに写っていたのが梨花の場合。

  A3.オヤシロ様の祟りを行う実行部隊と接触したと思った詩音、そのまま梨花を見逃すが梨花は行方をくらます。最後の監視カメラに写っていたのが梨花の場合。


 ・Bブラフだとすると、それっぽいことを言って捜索をかく乱。

  B1.梨花がどこに行ったのかはわからない。とすると、梨花に対して不信感を抱かないので、せめて圭一と赤目梨花のやり取りを見ていたくらいは必要。


 ・梨花のパターンは2個。とりあえず考察は保留にして進める。

  1.梨花は死んでいる。殺す原因は別の編のフラッシュバックかも。

  2.梨花は逃げた。


 ・皆で梨花を探す。

 ・トイレを探す圭一、戸が開かないが、魅音(詩音)が声をかけて呼ぶ。

 ・これはかなり詩音が黒。梯子を持ちながら、詩音L5発症。目明し編とも一致し筋が通る。

 ・黒だとすると、トイレに何かある。そうなると、符合するのは梨花の死体が濃厚か?


 ・魅音(詩音)「あの子が殺そうとしてるんだ」 詩音は、梨花が悟史か圭一を殺そうとしている。詩音は、結局悟史は死んでいると思っているので、圭一だけは守ろうと思った?

 ・「殺そうとしている」という生きているかのような表現は、「トイレの扉が開けにくかったのは建付けの問題で、梨花は逃げている」という可能性はわずかに残る。


 ・魅音(詩音)、圭一、レナで帰り道。

 ・詩音は作業服の男たちをみて、警戒しているのかもしれない。


 ・家に帰った後、圭一宅に電話して呼び出す。

 ・警察? につけられる。


 ・詩音がセーフルームへ圭一を案内。

 ・圭一を閉じ込め、守ろうとする。

 

 ・警報が鳴る。

 ・現れたのは、誰か。


山狗説>

 ・詩音「へぇ……誰の手先で来たのやら」 梨花の手先と想定していないので、意味が通らなくなる。

 ・詩音「あるいは感づいたかな?」 梨花が死んでいることを感づいたという程度か。

 ・保留。


佐都子設>

 ・梨花はすでに便槽で死亡。

 ・詩音「へぇ……誰の手先で来たのやら」 梨花の手先としては少しおかしいし、他の手先になるような子ではないか。

 ・詩音「あるいは感づいたかな?」 このセリフは、梨花が死んでいることを佐都子が感づいたという流れがすっきりする。


梨花説>

 ・梨花はこの後死亡して便槽へ。それが難しい気が。誰がそこまで連れていくのか?

 ・詩音「へぇ……誰の手先で来たのやら」 このセリフに違和感あり。

 ・詩音「あるいは感づいたかな?」 違和感あり。

 ・無理筋か。梨花よ、生きる筋は無い。便槽へ行け。


その他>

 ・詩音「へぇ……誰の手先で来たのやら」 不明な人の手先に見えそうで。

 ・詩音「あるいは感づいたかな?」 勘が鋭い人。

  うーん。

  ……レナ? (ハンター×ハンターのウェルフィン風ひらめき) 弱い。


  場面に出ていないのに、来ていた? (考察にかかる時間的に)厄介なことになったと思い始めた。

  保留。



 ・考察をを進める。

 ・圭一が防犯カメラを見たときは、作業服の男たちが映っている。


 A.山狗が誰かを捜索している。梨花?

 ・鷹野不在で滅菌作戦はないのではないか。

 ・それとも、鷹野不在でも梨花が行方不明だと滅菌作戦を発動しなくてはならないので捜索しているのか。


 B.この世界に山狗は存在せず、警察が変装して作業服を着ている。

 ・なくはないが、証拠もない。



 ・その後、魅音と佐都子が銃で死亡。

 ・銃はオートマチック。リボルバーはどこへ行った?

 ・発砲後、警察が突入。工作する時間なし。

 ・井戸で、お魎、詩音、村長を発見。他に10年以上前が3体以上。


 ・これらから導ける流れは。

 ・まず、井戸の詩音は魅音、佐都子と死んでいる魅音は詩音と予想。刺青がないため、警察は服装で判断したと予想する。


 ・詩音と佐都子はどうして死んだか。

 ・まず、オートマチックの銃が落ちていて、警察で問題にしていないので、その銃で二人は撃たれているとする。

 ・次に、オートマチックを発砲したら、警察が突入してしまうため、リボルバーが発砲できるのは同じ瞬間のみ。そして、リボルバーの弾丸は殺害現場で発見されていないと思われるので、殺害現場では発砲していないことになる。

 ・そうなると、山狗のオートマチックで二人が殺されたのが筋。または、佐都子がオートマチックを持ってきた?


 ・どうして佐都子がそこにいたのか?

 ・圭一を疑いつつ、園崎家に来たということは、詩音に匿われた圭一を追ってきたか?

 ・存在しない作業服の男などと言った詩音もグルだと思っているかもしれない。


 詩音と佐都子はなぜ死んだか?

 ・まずは事実から。

 ・詩音はリボルバーの銃を所持。(圭一の幻想と作画ミスは除外できると思う)

 ・二人ともオートマチックの銃で死亡。

 ・詩音には喉掻き毟り。L5発症。

 ・佐都子の喉には傷無し。つまり、L5発症していない。


 ・考察。

 ・佐都子がオートマチックの銃を持ってきたのでない限り、二人ともオートマチックの銃で死ぬことはできない。そうなると、山狗が持ってくるのが自然。

 ・L5発症してあばれそうな詩音を撃つのは自然。

 ・レナだと銃は……無いかな? 葛西はありうる? でも、出ていなかったような?

 ・絞れない。登場人物一覧が欲しいか。


 ・佐都子が撃たれたのは、誰がなぜ?

 ・詩音は自分の銃を撃っていない。ので、除外できそう。

 ・山狗は濃厚だが、なぜ殺す? 詩音が佐都子をスタンガンで気絶させ、山狗に銃を撃とうとしたところを山狗に殺され、佐都子もついでに殺された? 弱い。

 ・佐都子死亡関係は、他の編と組み合わせないと推理できない気がする。


 ・考察を先に進めるため、まとめる。

 ・詩音と佐都子の死亡場面。

 ・殺しあった。→オートマチック銃がないので殺した方が自殺できない。

 ・殺しあったところにきた山狗が殺し、殺し合いに工作。→動機は不明だが可能性は濃い。

 ・意気投合して逃げようとしたところ、山狗に殺され殺し合いに工作。→同上。

 ・以上により、二人は何かを意図した山狗に殺され、近くにオートマチック銃を置いて工作されたと考える。



考察1結論 魅音、詩音の入れ替わり。綿騙し編を通して。魅音に刺青はあったのか?>

 ・エンジェルモート前で圭一を助けたところ、もしくはその後にデザートフェスタに誘う電話からが詩音。その前は魅音。

 ・綿流しの晩に、魅音は拘束されるまたは死亡していている。それ以降は詩音。

 ・刺青は無し。あると死体の入れ替わりとエンジェルモートの入れ替わりができない。

 やった、やりきったよ。



 次は、他サイトの綿騙し編の考察を見てみよう。

 つづく。


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