ひぐらしのなく頃に業 第16話 猫騙し編3 ネタバレ考察

  第16話 猫騙し編3話のネタバレ考察します。

 ・情報量的には沙都子がモテモテですね。


 6月12日(日)

 ・ついにループしたばかりでの死亡発生。


 ・L5発症した個人が、「悪い夢を永遠に見せられ続ける」という発想ができるか?

 ★否! 誰かのループ記憶か鷹野ノートが必要。


 ・沙都子が不思議なことを「祟り」と解釈するのは、祟殺し編からすると妥当ではある。うまい。うますぎる。猫箱全開である。


 A.L5発症は偽装。L5発症を偽装できるのは沙都子はループしている。梨花を殺そうとするのは、上位存在に吹き込まれた可能性が高い。

 B.L5発症は本当。妄想の元には鷹野か鷹野ノートが関与。



 ★確実なことは二つ。(確実なのに絞ることはできていない)

 ★1.ループ梨花を追い詰める意思Xは確実に存在する。パターンは三つ。

  A.意志Xはループ梨花の意識の移動について行くことができる。黒羽入。

  B.意志Xはすべての世界で梨花を追い詰める。絶対の意志。

  C.意志Xの構築した世界に梨花が飛ばされている。梨花は掌の上。


 ★2.発症者の妄想には、妄想なりのストーリーが構築されている。L5発症した個人では発想不可である。出どころは。

  A.鷹野自身が伝えている。

  B.鷹野ノートを読んだ。

  C.鷹野ノートを知る上位存在。黒羽入。


 ・つまり、意志Xが鷹野ノートの内容を参考にして、梨花を惨劇に導いている。

 ・なんか、眠らせた未来梨花の枕元で「雛見沢は良いところ。離れるとこうなるぞ」と鷹野ノート片手に読み聞かせをしているかのようだ。 → 動機は不明だが、やっていることは正にこれ。


 ・沙都子は、梨花が雛見沢から出たいと思っていたことを知っている。これは未来佐都子の知識か、羽入的存在が必要。


 沙都子は発症したのか?

 A.沙都子のL5発症は偽装。つまり、初手から燕返しで天和である。 → L5発症の様子を知っているのでこの場合はループ沙都子。

 B.沙都子はL5発症した。そして、鷹野ノートを吹き込まれる。


 ・痛み止めの道具は、入江診療所が関係している?

 ・沙都子は入江の言いつけで毎日注射している。

 ・ただし、沙都子自身は雛見沢症候群であることを知らない。


 ・祭具を用意しているので、沙都子は祭具殿に入って盗めることを出してきた。ということは、祭具を盗んだのは沙都子となるが。



 沙都子のセリフ

 ・沙都子「私オヤシロ様のお告げを聞いたんですのよ」

 ・沙都子「梨花はもう、オヤシロ様の巫女にふさわしくないとおっしゃっていましたわ」

 ・沙都子「オヤシロ様は私に巫女を代わるようにと、そうお告げをくださいましたの」

 ・沙都子「梨花、私の奉納演舞、みてくださいませ」

 ☆絶対の意志Xに吹き込まれてL5発症したか、L5発症は沙都子の偽装。


 沙都子視点

 A.L5発症は偽装。L5発症を偽装するには発症者を見たループ記憶が必要。謎の意志Xにそそのかされてはいる。

 B.L5発症は現実。L5発症した沙都子の妄言がたまたま当たった。……わけがあるか! 確実に意志Xに唆されている。


 ☆沙都子は、梨花を殺す方向で誘導されている。

 ☆沙都子のL5発症の様子は正常。(正常な異常ってなんやねん) 沙都子視点であり得ない行動をとる人を乗り移ったとか祟りとか捉えている。注射しないことでの発症も可能かな。でもそうなると、ループ沙都子だと、発症の記憶が消えるか、誰かに言いくるめられていないとならないな。

 ☆吹き込んだのは、現実の人物が言ったことなのか、上位世界の人物が言ったのか? → L5発症沙都子視点だと、現実の人物が言ったのをオヤシロ様が言ったと受け取ったのが妥当かな。


 沙都子を言いくるめたのは誰か?

 A.現実世界の人物Xが「オヤシロ様」と思わせて、沙都子を言いくるめた。沙都子はL5発症。 → 鷹野くらいしかいないんですが。

 B.沙都子の頭の中で意志Xがオヤシロ様が言いくるめた。 → 毎回沙都子がL5発症に関与しなければならない。L5発症を偽装。

 C.誰にも言いくるめられていない。沙都子の嘘。ループ沙都子。


 L5発症させている者はだれか?

 A.沙都子。H173入手不可。注射可能。鷹野ノート無し。沙都子の治療薬を投与すれば、時間をかけて発症するか?

 B.入江。H173入手可能。注射可能。鷹野ノート無し。

 C.鷹野。H173入手可能。注射可能。鷹野ノートあり。


 ・比べると、鷹野が怪しすぎるのだが、物語で描写されていない。どういうことだ。「旧作で描いたからわかるだろ!」ということか。


 ・沙都子に語り掛けたオヤシロ様。 → 物理的か精神的に存在するか、沙都子の嘘。

 ・沙都子はL5発症は偽装か。 → 偽装ならループ沙都子が言いくるめられた、本当なら言いくるめられて注射された。

 ・各編でどうやって発症させた? → 人間による注射で発症か、沙都子の嘘。

 ・どうやって梨花を殺す方向に言いくるめた? → 鷹野か鷹野ノートか、沙都子の精神に直接呼びかけた。

 ・誰が発症させた? → 鷹野、入江?


 ☆これだけ沙都子の材料がそろったのだし、発症か嘘かくらいは切り分けたいね。考察課題。



 今回判明

 ・優秀梨花(滅菌作戦を速やかに防いでいた優秀な梨花)は居ない。 → 梨花が何もしなくても雛見沢大災害は起きない。





 ・回想。ルチーア学園問題集。脇にいるのは沙都子か?

 ・梨花は、中学の時にルチーア学園を受験。

 ・3年後に入江機関が解体された後か? 悟史の意識が戻っていない可能性がある。



 ☆祭囃し編は、羽入が実体化するという異常な世界。最殺し編では消えている。祭囃し編が幻想で、それを元にした未来も幻想?


 ・祭囃し編は、羽入がやる気を出して実体化した世界。

 ・祭囃し編は、悟史は見殺しにしている世界。

 ・祭囃し編は、羽入が鷹野の罪を引き受けた世界。



 沙都子のセリフ

 ・沙都子「梨花は、ずっとずっとずっとずっと、雛見沢を捨てて逃げ出したいって、そんな罰当たりなことを思いながら、演舞を奉納してきたんでございましょう。」

 ・沙都子「梨花の罪をあがなうには、綿流しの儀式しかありませんのよ。だから、もうこうするしかないんですの。私が梨花に代わって梨花の不浄を綿流しして差し上げるんですわ!」ザクッ!

 ・沙都子「梨花、どうして、オヤシロ様の罰が当たるような夢を、あなたの心さえ雛見沢を離れなかったら。オヤシロ様の祟りなんて、ありませんでしたのに。」

 ・沙都子「あなたのせいで、私が、祟りを退けるために、みんな、部活のみんなを、この手で、いけにえに」首を掻く。

 ・沙都子「梨花のせいですのよ。梨花はオヤシロ様の生まれ変わりなんでしょ。なのになんで!」

 ・沙都子「どうしてどうしてオヤシロ様の戒律に背くような真似を、あなたのせいで私が、どれほどの罪を浴びなければならなかったことか。圭一さん、レナさん、魅音さんに詩音さん。みんなと一緒の雛見沢はあんなにも楽しかったじゃありませんか。梨花も同じように楽しいって思っていてくれると信じていましたのに。なにが、気に入らなかったんですの。」

 ・沙都子「部活のみんなだけではありませんわ、クラスメートも楽しいお友達ばかりではありませんか。村の人もみんな梨花に親切で、なのに、なのに、どうして雛見沢を捨てるんですの。」

 ・沙都子「オヤシロ様でなくても悲しいですわよ。私だって悲しい、あんなにも楽しい雛見沢の日々が、梨花にとってはそんな程度のものだったなんて。あまりにも悲しくて、悲しくて……」


 ★ここまで梨花の内面を知ることができるのは、梨花か羽入か未来人。単なる沙都子の妄想ではない。


 A.L5発症の偽装だとすると、手が込んでいるトラップ。

 B.L5発症だとすると、沙都子は雄弁だな。しかも、残虐である。鷹野ノートの受け売りかな?



 ・梨花「私、どうして雛見沢を嫌いになったんだっけ」

 ・未来梨花「そんなの決まってるでしょ」

 ・ミュージカルモードの梨花たち。

 ・徹底的に叩かれて、雛見沢の価値に気づく。梨花は価値が無いと思っているから、他は何でも価値があることになる。洗脳されている梨花。


 ★梨花が雛見沢から離れたいと思ったことと、鷹野が梨花を殺すことになっていたことは別問題である。

 ・梨花が心を入れ替えたら、鷹野が梨花を殺さなくなるか? 否である。

 ・雛見沢大災害が起きていないのは、鷹野が梨花を殺して滅菌作戦をおこしていないから。 → でも、梨花は死んでいる。 → 鷹野は滅菌作戦を起こそうとしていないが、梨花は殺そうとしている? → ループ鷹野?



 ・梨花「ごめんね……私が間違ってた。」

 ・ハッとする沙都子。沙都子「梨花……」

 ☆もし、ループ沙都子ならL5発症を装っている可能性。ただし、梨花を屈服させることが目的なら、超常現象目的になるので意味が通じないなぁ。


 ・梨花「もう、間違わない。」 がくっ。

 ・最後の残機終了。だいぶ引っ張ったな。

 ★梨花は、オヤシロ様に屈服した! ここからは主観がいつも以上に信頼できないね。

 ★うみねこだと、魔女への屈服は、すべてが幻想描写になるということだったか。もはや、猫騙し編の幸福な出来事は梨花と視聴者への欺瞞である。

 ★もう、縁寿的な存在が来ないと梨花は復活できない。残念。


 ・それとも、まだ死体蹴りがつづくのであろうか。




 ・梨花、目覚める。

 ・屈服したので、もはや幻想の世界。




 ・梨花の傍らには白い帽子。

 ☆屈服の証か?

 ☆沙都子の水着の左肩ずり落ちは何か意味が? 誰かのおさがり? 成長を見越して大きめのものを買った?



 ・部活が終わって夕方。

 ・梨花「沙都子にはきっと、何の話か分からないのです。それでも、最後まで聞いてほしいのです。

 ・梨花「僕は、とてもとても長い夢を、二つも見ていたのです。一つは、見ているときはとてもつらかったけど、いっぱい輝きの詰まった今にして思うと最高の夢。」

 ・梨花「もう一つは、その輝きに気づかず、恩知らずに夢を抱いていた僕を罰する長い長い悪夢」


 ★梨花は、祭囃し編と業を同格に扱った。そして、それらを過去の夢にした。

 ・この梨花は問題解決できない梨花なので、とりあえず、私は考察を続けるよ。



 梨花「でも、今だから僕ははっきりと言えるのです。僕は雛見沢が大好きなのですよ。」

 梨花「こんなにも素敵なところなのに、こんなにも素敵な友達がいるのに、どうして僕は余計な夢を望んだのでしょう。」

 沙都子「梨花……あなたがどんな夢を見たのかは存じませんけど、私はいつまでもずーっと梨花の親友ですのよ。そして、雛見沢もみんなもずーっとずーっと梨花が大好きなんですのよ。」



 ★ほほぅ、ここで沙都子の表情を隠しますか。猫箱表現をわざとやっている。

 ・沙都子「きっと、もう、怖い夢を見ることはございませんわ」

 ・ちらっと映った沙都子は一応泣いている。



 6月19日(日)。綿流しの夜。

 ・梨花が演舞。

 ・圭一と詩音が、演舞を抜け出さない。


 ・梨花「もしかすると、本当にこのまま抜け出せるのかもしれない。古手梨花をめぐる、死の運命から」

 ★梨花の内面で世界が変わるのなら、この世界は夢。


 ・階段を下りる梨花、階段脇の山を登る富竹。

 ・梨花「富竹に話しておきたいことがあるのです。僕と鷹野の……」

 ☆梨花はよく何もせずにいられたなぁ。さすがポエマー梨花。

 ☆いや、梨花はもともとあまり活動はしていなかった。だいたい誰かに頼れば解決していた。

 ☆有能梨花が滅菌作戦を防いでいたなんて幻想か。



 ・鷹野登場。

 ・鷹野「ちょうどよかったわ。私も梨花ちゃんと話をしたかったの。聞いてくれるかしら」


 ☆来週が楽しみですね!



 現実の整理

 ・今回の梨花は何もしていない。沙都子に「雛見沢が大好き」と言っただけ。

 ・梨花は毎回殺される。

 ・毎回、鷹野は滅菌作戦を行わせずに何かをしている。


 毎回起きてる現実

 ・梨花をL5発症者に殺させる意志Xが存在。

 ・毎回誰かがL5発症する。特に大石以降は急性発症。

 ・鷹野ノートによる妄想で、L5発症者は梨花を殺す。

   ↓

 ・鷹野の罪が無いなら、村人のうわさが祟りを読んでL5発症? → 梨花を殺す指向性を持ったのは、鷹野の罪を引き受けた羽入のせい? 現実世界で理屈をつけるのが難しそうだね。

 ・鷹野は善でも悪でも行けそうなので、来週鷹野が楽しみ。

 ・今の時点で良い感じにしているのは、さらに突き落としそうに感じる。


 ・2クールじゃ終わらないんじゃないかなと期待しつつ考察を続ける。


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