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第24話 郷壊し編7話のネタバレ分解を行います。深い考察はあとで。
・ついに、ついに、業が完結しました。卒が始まるのも7月ということで一安心。これで考察が本編に間に合う。
・今までは最新話を考察して、まとめた考察があまり進まなかった。
・業の情報も最後まで提示されたので、あとは卒まで考察するのみ。手掛かりは充分。遅れを取り戻すぞー。
・そうはいっても、24話には情報がどっさりあるので、一度考察するべきか。考察を気にしている人が1人以上いるので、先に24話の考察をやります。
・おそらく、今まで見えなかったものが見えるようになる。
※後から追記した部分。
・では、始めます。
・いきなり違和感。何だこの壊れた足場は。
・沙都子の足場なんて、こんなに小さい。
・演出上は、沙都子の心を表していると解釈しておく。
・だが、考察としては、他のかけら世界との比較ポイントとする。
・話の流れとしては23話の続き。
・記憶の累積の話。きっかり錫杖は画面外にしてくる。
・この、舞台を移動する感じ。これはどういうことだろう。
・沙都子「問題なのはこっち」
・鷹野のかけらを見る。
・これはどういう意味か。連続すれば意味は通るが、途中で世界を切り替える意味は……。
※暗いシーンはコントラストを調整しています。(見やすい代わりに色は薄くなる)
・山狗部隊と小此木。
・雰囲気が違う様にも見えるが、よくわからない。
・小此木が鷹野ノートの役目が終わったと言う。これは、辛辣。
・業の流れを振り返ると「雛見沢症候群の役目は終わった」と言っている気がする。これは、「祭囃し編によって、雛見沢症候群は寄生虫という説を信じて視聴者が納得し満足した。だが、業では雛見沢症候群はそれが根本原因じゃないよ、と来た。だからもう、雛見沢症候群の寄生虫説の役目は終わっているのだ」と言われたような気がした。
・真実と訴える鷹野。うはぁ、これは堪える。だって、白沙都子がいるなんて皆言ってないからね。皆が沙都子が壊れてしまったと見ている。
・今の世間の流れでは、卒が何話か放送されて事情が明かされない限り、沙都子は悪い印象のままで固定化されたままだ。
・鷹野はファイルを抱える。
・小此木「さあそいつを抱いたまま、右手で銃を拾ってください。」
・小此木「弾は一発です。口を開けてその中に撃つのをお勧めします。」
・小此木達の表情がおかしい。これは、あからさますぎる。これを雰囲気を描写したと取るのも良いが、23話までの描写を見ると、見た目の変化は流せるものではない。
・これである。ファイルを持った→分かる。右手で銃を拾った→わかる。両手で銃を持っている→わからない。
・ファイルを落とした様子もない。
・これは本屋の赤本2冊が1冊になったシーンをより分かり易くしたシーン。私はこのシーンも演出ミスではないと解釈する。異常シーン以外では、ファイルを落とす音や拾う音など、きちんと丁寧に描いている。
ファイルの音の描写>
・鷹野がファイル落とす。
・小此木がファイルを踏む音。
・鷹野がファイルを取ろうとする音。(鷹野の手は画面外で、描写されていない)
・小此木がファイルを拾う音。
・小此木がファイルを振る音。
・小此木がファイルを放り投げる音。
・鷹野がファイルを拾い上げる音。
・鷹野がファイルを抱えている音。
・これだけ丁寧に描写するスタッフが、急にファイルを消滅させることなんてあるだろうか? いやない。
・また、銃が2丁登場しているが、どちらもちゃんと取り出している。これは、猫騙し編の赤目沙都子が急に銃を取り出したシーンと、郷壊し編で沙都子が急に包丁を取り出したシーンの異常性を浮き彫りにしている。製作陣はきちんと丁寧に視聴者を騙し、手掛かりも提示している。
・↑ちなみに、他にも世界の切り替わりは普通にある。同レベルの者は、いちいち取り上げない。全部取り上げていたら、いつまでたっても終わらない。
・この鷹野のかけらのシーンは、羽入の存在は不明。
・山狗が負けて、鷹野が自殺を強要された2つの世界。(数えればもっとあるかもしれないが省略)
・今回は、沙都子が欠片を覗いただけ。
・……覗いたかけら世界で、世界が切り替わってみえているってどういうこと? 沙都子も同じものを見た?
・ここは後で整理する必要あり。エウアと沙都子の分類も後で。
・ここは驚いた。椅子とテレビ。
・椅子は祟騙し編の新聞。テレビは猫騙し編の時報。この分だとカレンダーもここに? と思ったが、さすがにそこまでは無いかな。
・なお、この部屋の雰囲気は明かりの具合と言い、時計の感じといい、時計の反射といい、花瓶がぼやけているといい、何かおかしい。
・野村の車。どうにも幅が広く見える。そういうレンズはあるのだろうか。
・ナンバーは、2473。ナンバープレートの暗示するところは万葉集で行けそうな気がする。とはいえ、暗示は暗示であり、参考情報。ミステリー推理の証拠にはしない。
・雛見沢症候群が闇に葬られると聞かされた鷹野の目。
・田無美代子の目。
・私はそんなにアニメに詳しくないのだが、目の虹彩って同じにするんじゃないの?
※これを書いた後、暫くチェックしていて、目の描写に違いがあるのは確認できた。仮説は挙げず、まとまるまで秘匿する。
・鷹野一二三、つるし上げの図。
・己の立場に従って、ただ論文を否定しに来た者達。
・美代子が手伝って書き上げた論文。美代子が入れたお茶(コーヒー?)。踏みつけられる論文。おまえら、必殺仕置き人だったら切られる側だからな。
・話は変わって、鷹野一二三。お前もお前だ。人生をかけた研究のわりに、相手にされておらず、やっと見てもらった相手に否定されるままってどういうことよ。研究者は、研究の真実だけでなく、それをきちんと広めることまでやらないと、研究自体がきえてしまうよ。資産的に裕福なら、論文を書いたうえで、それをきちんと広めるところまでやらないと。(雛見沢症候群を世に広めることは、己の口封じにつながるのは皮肉だが) ちゃんとやらないから美代子が泣くことになるのだ。論文を書く頭があるなら、広めるための交渉術も必要。
・閑話休題。(いつもだな)
・論文が同じ人に2回踏まれる。
・おまえらな、サラリーマンの前に人間であれよ。こういう泣かせ方は最悪だぞ。
・一二三も美代子をかばわない。こらー! と言いたいところだが、この部分には資料が映っていない。スーツの人が何を踏んでいるのか分からない。もしかするとここは、資料以外のこともありうるのか?(困惑)
・世界の切り替わりはあるが、まぁ良い。
・実は、全然違うものを踏んでいる叙述トリックの可能性はある。
・いやぁ、アタッシュケースを持って立つだけなのに丁寧な描写。
・そして、パスワードロックのキーパッドが無さげ。小さいので先に進む。
・アタッシュケースをピッとして開けた。分かる。(いや、さっきキーパッドがなかったので、その意味だと分からないなのだが、視聴者には違和感がない)
・……ん? ……ピッ?
・よく聞いたら、タッタッタとキーを押した後にピッとなっている。これは、きちんとキーパッドをたたいて、アタッシュケースを開けている。このアタッシュケースにはキーパッドあり。
・あと、鏡のうつり方が怪しい場面は信用できない。
・そして取り出したのはファイル。ファイルのサイズ的に、このアタッシュケースにH173が入っているのは考えにくい。普通は上側も薬液を守るクッションになっているはず。(まぁ、「その上にファイルが格納できます」というアタッシュケースも無いとは言えないが、普通は劇薬にファイルを入れられる構造にはしないだろう)
・となると、ファイルのアタッシュケースもキーパッド付きなのかな?
・ファイルを置いた。
・色味の違う鷹野。
・これは流石に鏡がちゃんと映ってないよね。
・アタッシュケースが消える。
・「しまう動作は省略しました」にはちょっと無理が出てくるよね。どうなんだろう。
・いちいち書いていないが、私も毎回「作画ミス」の面でも検証している。両面考えながら進むのは疲れるのは確かである。まぁいい加減、「作画ミス」で見るのは無理が出てきたが。
・世界の切れ目は、フェルミ推定で数えると24話×1話10シーン×1シーン10カットで計算するだけで2400か所。途中から気づいただけでもざっと200カットはあるから、1000は行くだろう、それほど的外れでもないと思う。
・しかもほとんどが世界事の物の配置がきちんと設定されているように感じる。最低でも2つの配置図があり、きちんと書かれている。角度を少しずらしてきて分かりにくくなっていたり、変な形の電話にしたり、作画ミスなのか、意図的に適当に書いてあるのかは分からない。そしてだいたい、そういう画面だと、変に見える所以外に明確な違いがある。
・分かり易い所だけでも、列挙して数で勝負するのも手なのだが、ブログでは見づらいね。動画が良いかも。(製作にどれほどかかるか)
・そして、作画ミスだろうが、世界の切れ目だろうが、他の部分からでも推理可能なのだろう。
・おそらく、提示されたヒント全部に反応できる人はいない。どうしても取りこぼす。だから、作家としては、多少取りこぼしても類推できるようにしているのではないかというメタ視点読み。だって、聖書とか万葉集とかマザーグースとかまでチェックしてられないよ!
・私に分かる範囲で推理する。
・例のごとく、閑話休題。
・おや、よく見たら、ファイルを前にした二人の画面の鏡はぼやけていない。ただ、角度が少し違う気がする。右の壁は鏡に映ったら、直線じゃないのかな? 正しい鏡像のイメージが構築できていない。暫く鏡でも眺めてみるか。
・右側の入り口のドアはすりガラスか。
・左の棚のガラスも透明度が高い。この画面には細工が無いとか?
・ガラスも課題。
・入江は午後からの沙都子の診察の準備のために来た。
・アルバム。祖父が亡くなってから一度も開いていない。 → 開いていたら、細工された証拠となる。
・この鏡はおかしいよね。
・私がループ沙都子なら、これのトラップを仕込む。必要なのは、一回の盗み聞きと、一回の手紙差し込み、事前の文書の捏造(これが難しい)。
・沙都子たちがやってくる。
・あからさまになった変化カット。
・頭を少し後ろに引いたっと思ったら、絵柄が変わり、大声を出しているわけでもないのに梨花の口の開く大きさが切り替わった。
・私は視聴してきたアニメ量が少ない方なので、90年代や00年代の絵柄とかあまり分からないのだが、梨花の描かれ方が変わっている。
・この変化が何を表しているかは分からないが、勘としては、カット中に何かが入れ替わっている。ただ、今の私はそれをうまく説明する言葉を持たない。
※この変化は、数日たってもまだ何を意味するのか分からない。もしかすると、旧アニメ版と、漫画版と、コンシューマ版と、原作版とかで絵柄を切り替えていたりするのか。
・そしてこれである。
・沙都子は肩を落としているのではなく、縮んでいるように見える。襟元の変化が顕著。・診療所に来た時は、この口の開き方だった。
・まぁ、こっちは口が連続変化でないので弱い。普通に肩を落としたときに、業では襟を変えて表現する書き方なのかはいずれチェックする。もしかしたら、第二の切り替わり。
※アニメ絵の絵柄の違いはよく分からないので、保留とする。
・ロールシャッハ検査。
・ひっくり返せば、女性(とは限らないが)二人が屈んで何かを支えされられている。人柱状態、拘束状態なのか?
・屈んでいるのではなく、スカートをはいて鎖で拘束された少女二人?
・まぁ、ロールシャッハ検査で万人共通で確定する情報は無いので、花言葉並みの暗示情報としてとらえる。
・あれ? また口の開く大きさが変わった。
・首や頬の輪郭も違うな。作画のブレと区別はつかない。注目点として、24話全体を通して判断することにする。
・業は、私よりもはるかに多くアニメを見ている人たちが見ているはずなので、おかしいと感じる気もするのだが、近頃のアニメの作画のブレはこんな感じなのかね。
・そうだとしても、私にとっては重要なヒントに見えるのは仕方ない、調べる。
・高野一二三からの手紙。
・わざわざ映すと言うことは、手掛かりがある。
・まず、高野一二三は、田無美代子を三四と呼んでいる。高野一二三は鷹野三四は知らない。これは、業の世界では昔から三四であったか、偽造した犯人が「美代子」と「三四」を間違えて書いてしまったかのどちらか。
・高野一二三は鷹野三四を、声では「みよ」と呼んでいたので、違和感はない。
(字幕つきで見られる環境が待たれる)
・でも、例えば沙都子がこれを偽造したとして、目的は何か? まぁ、考察は後で。
・追加!
・17話の富竹「やり直そう、今度こそ本当の人生を。田無美代子の人生をやり直すんだ」
・はい、ありました。田無美代子。
・これで手紙が偽造の可能性が高まったと言うか、もう状況証拠としては決定的。高野一二三が、美代子を三四と書くわけがない。あとは物的証拠があると望ましい。
※追加。
※Netflixで字幕を確認した。田無美代子は高野三四となっていた。EDのキャストも同じ表現。
※パターンは2つ。
※A.手紙が偽造。偽造者は田無美代子と知らなかったので、高野三四扱いで書いた。
※B.世界が別。富竹が鷹野に「田無美代子」といった世界と、この手紙のある世界が別というパターン。手紙は本物。でも、田無美代子を高野三四に初期設定したら、もはや世界が根本から違うよね。せめて高野美代子だろう。こっちは孤児ですらない設定だろうか。
・綿流し祭り、圭一が人混みに囲まれる。
・圭一「どっから湧いたんだ」ギャグシーンとみれば無くは無いのだが、24話の描写である。この人混みは怪しい。
・猫騙し編冒頭で人ごみに流されて助かったレナ。あれも、誰かの意図が入っているという提示の気がする。
・圭一の主観はそのままで世界が入れ替わるというのは、かなり高度な操作である。視聴者が見ている世界が切り替わるだけなら、まぁ、たくさんあるからわかる。むしろ私にはなぜ皆が分からないのかが分からなくなってきた。
・だが、圭一の主観そのままで別世界に跳ぶなんて、まるで鬼騙し編や祟騙し編のラストじゃないか。ヒントの提示か。
(これは、圭一の意識が飛んだのではなく、圭一以外が圭一の世界に跳んできたともいえる。見た目だけでは区別できないのでどちらでも良い、そしてどちらにも決められない。悪質な猫箱状態)
・沙都子の八重歯が戻った。
・うお、沙都子の絵柄が変わった。顎の輪郭を手で隠すのは露骨。
・例えるなら、公式ページの羽入紹介。この口。この羽入は絵柄が古い。
・ちなみに、この羽入は親指を隠しているのが意味深。
・まつ毛は慣れてきたが、今度が絵柄か……。見た目から行くなら、避けては通れない道だな。
・そして沙都子のセリフ「そんなことでは次期部長は務まりませんわ」この沙都子は未来の記憶を持っている。
・ここは、ルパン一味などがいるが、そういう場面では、往々にして別なところに何かを隠している。
・いや、そもそもキャラデザが全然違う……。お面? 制服、着物。 異世界感がある。
・友情出演というのもあるかもしれないが、寄りにもよって最終話とは……。
・圭一の周りの人が違う。キャラデザも普通。この場合は、同一世界なのに、圭一と魅音達で見えているものが違う?
・それとも、圭一だけが主人公視点で真実を見ている? ただし、圭一が囲まれているので、異世界に飛ばされたか、圭一以外の異世界が飛んできたのかなぁ。多分このシーンだけでは分からない。
・手首の曲がりが変だが、これはまぁ、タメの意味かも知れないのでこんなものなのか。
・昔は、関節以外でふにゃっと曲がる感じの絵柄があったので、怪しんでしまう。良く分からない。見慣れるまで待つ。
・それにしても、上で動けないのは分かるけど、下は動けるよね。
・たこ焼き屋とはどこなのか。奥の建物は?
・これは、世界事の神社の地図ができてからじゃないとダメだな。一か月以上先。
・祭具殿に入った鷹野。
・それをうかがう沙都子。
・きちんと鍵を閉める富竹……え? なんで鍵もってるの?
・論理的には富竹が鍵を持っているのは、おかしい。幻覚なのか、新たな情報なのか。
・鷹野から富竹へ終末作戦の告白。盗み聞きする沙都子。
・改心している風の鷹野。
・時系列が分からないのだけど、騙し編のどれかの世界かな?
・沙都子の手紙トラップで、鷹野の週末作戦を思いとどまらせた?
・鬼騙し編では、鷹野は逃げたけど、証拠不足で番犬が呼べなかった? いや、入江診療所に番犬はいた。数日遅れで呼んだ?
・鬼騙し編の梨花の記憶と、沙都子の最適行動を整理しないといけないな。うまい道があるかもしれない。
・鬼騙し編の開始時点で、沙都子のトラップは完了。ただし、想定外の事態により、圭一とレナが対決、梨花と沙都子は死亡。わからん。
・はいはい、次―。
・朝の雛見沢?
・太陽は見えない。(たとえ見えても単独だと信用しにくいのだが)
・入江診療所がある。
・おいおい、入江診療所は真下の画面外あたりだろう。
・左側の家の並びがだいぶ違う。
・どの世界が本物とかあるのか。
・入江診療所を番犬が制圧。ナンバープレートは隠れている。早朝突入だね。
・小此木造園。猫騙し編と異なる状況。
・さぁ、終盤だ。ここからは特に傾注。
・あくまでもこのセリフでは、エウアは映っていない。
・エウア「面白い。我が力が、まさかこんな形で影響を及ぼすとはなぁ」
・錫杖は左手に所持。
・沙都子「笑い事ではございませんの」
・何だこのカットは、視線誘導か? 無くも無い。
・……後のカットで、床のブロックの向きが変わってるね。ヒット。
・沙都子「梨花が逃れたいと願えば、100年閉じ込める鳥かごになり」
・沙都子「私が梨花を閉じ込めたいと願えば鳥かごは開いてしまう」
・沙都子「簡単にはいきませんわね。雛見沢という土地は」
・はい、このカットは錫杖を持つ手が見えない。錫杖はただ立っているだけかもしれない。猫箱状態。
・エウア「前にも言ったように、記憶の累積は不可逆だ。そなたが何度世界を繰り返しても、もう鳥かごは決して猫を捉えぬぞ」
・この恐ろしいつなぎ。カットで左手持ちに切り替えてきた。
・普通に見たら、エウアは左手に錫杖を持ったままでいるかのようだ。
・違和感は見つけた。見つければ、あとはたどれるので後回し。
・左手持ちのエウアと一緒にいる沙都子は大体まとも。あとで通して見直さないと。しかし、少し前にあったようにカット中の変化という大例外も少し混ぜてきているので、慎重に。・沙都子「そうは行きませんの。オヤシロ様の巫女ともあろうものが村を捨てるなんて、許されることではありませんもの。ええ、私が許しませんわ」
・またもや錫杖は握られていない。
・エウア「ほう。ではそなたがオヤシロ様を名乗り、祟りを示すとでも。」
・沙都子「ええ、私が梨花を再び惨劇の輪廻に閉ざしてみせますわ」
・これは、どういう視点の発言だ?
・左手錫杖エウア基準。★左手錫杖 〇どちらか不明
・〇エウア「猫の言うところの、惨劇のルールがすべて失われた世界か。」
・★エウア「面白い。我が力が、まさかこんな形で影響を及ぼすとはなぁ」
・★沙都子「笑い事ではございませんの」
・〇沙都子「梨花が逃れたいと願えば、100年閉じ込める鳥かごになり」
・★沙都子「私が梨花を閉じ込めたいと願えば鳥かごは開いてしまう」
・〇沙都子「簡単にはいきませんわね。雛見沢という土地は」
・〇エウア「前にも言ったように、記憶の累積は不可逆だ。そなたが何度世界を繰り返しても、もう鳥かごは決して猫を捉えぬぞ」
・★沙都子「そうは行きませんの。オヤシロ様の巫女ともあろうものが村を捨てるなんて、許されることではありませんもの。ええ、私が許しませんわ」
・〇エウア「ほう。ではそなたがオヤシロ様を名乗り、祟りを示すとでも。」
・〇沙都子「ええ、私が梨花を再び惨劇の輪廻に閉ざしてみせますわ」
・うーん、★だけ見ると、沙都子は「梨花を雛見沢から出したくない、オヤシロ様の巫女が村を捨てるなんて許されない。」と言っている。
・沙都子視点としては、ルチーアに行くと梨花が事故で死んでしまうとか、梨花が村を離れると村に何かが起きてしまうことを知っていて咎める様な発言。
・沙都子の考えの大筋は分かった。
・依然として「記憶の累積は不可逆」は怪しいまま。普通の沙都子じゃない方の沙都子に言っている気がする。
・沙都子「そして、梨花にわからせるんですの。」
・沙都子「雛見沢を捨てようと言う気持ちがある限り」
・沙都子「今度の惨劇は永遠に終わらないと言うことを(くわっ)」
・エウア「鷹野が神になる願望を捨てた矢先に。そなたが神になろうと言い出すのだから」
・不穏なことを言い出したが、さりげなく、錫杖を持つ手は見えない。
・エウア「実に見飽きぬぞ。」
・ここから左手に持っているのが見える。
・なんか、下を向いて錫杖を握るときに雰囲気が変わった気がする。エウアの発言は不穏だが、カット中の切り替わりが見つけられれば、不穏発言は別エウアで通る。(もう少しエウアの見分けがつくまで保留。おそらく、ここが突破できれば、ひっくり返せる)
※つくづくしんどい。
・そして病院。
・鏡はぼんやり。明かりのせい?
・予防薬と称して富竹にH173を投与しようとする。日中に打って発症させるのはおかしいので、これはL5に向けての準備段階なのかな。
・それにしても、よく毎回うまく綿流しの日にL5発症に調整できたものだ。
・8桁のパスワード。
・薬を手に取る。
・なぜ、全然違うカットが混ざるのか……。
・薬のラベルも違う、パスワードキーパッドの厚みも違う。アタッシュケースの取っ手も全然違う。ぼかしているけど、注射器のラベルも違うし、注射器のゴムの厚さも違うし、注射器の先のキャップも違う。
・これは、たとえば、視覚を騙している者がいたとしても、全てのシーンを騙すことはできないと言うことか。万能ではない。あくまでも、実際のシーンを誤解させるように、別カットを差し込んだり、あり得ない表現(クラブの6など)を混ぜるくらい。絞り込めるかな。
・もしかすると、無から幻影は作れず、現実に起きた世界を表示することしかできないのかもしれない。
・H173を戻す鷹野。
・時系列としては祭具殿侵入よりも前だよね。
・かけら世界から観測するかけらは結構時系列も違う。
・アタッシュケースを手術室に置いたままは沙都子に都合がよすぎない? そもそも、同じテーブル上に、H173以外のアタッシュケースがあるんですが。
・そして、猫騙し編は地下室で発見された理由は何だったのか。
・このね、扉を開けるシーンだけでもすごいよ。扉の重さが感じられる。これだけ丁寧に仕事してるんだから、カットの偽装もおてのもの。
・だから、このキー入力そのものが怪しい。
・普通は8桁入力してEを押すか、8桁入力したらチェックされるのが本筋。
・……とまぁ、キーパッドの構造がおかしいのが一点。
・そして、指パッチンループを開始する沙都子。
・おかしなところは見えないが、この先で、カットが切れ変わりまくりなので、個々の解釈は幾つかに分岐。
A.指パッチンをしようとしている。
B.ヘアピンを取り出して鍵を開けようとしている。(美代子じゃなとヘアピンしてない! しかも左だし!)
C.理由Xだ!
・さすがに一コマでは絞れない。保留。
・そもそもここは、手術室にH173を置き去りにする丁寧な段取りがありつつも、世界が切れていて騙しが入っているから怪しいのである。
・うーん。これは未来沙都子な感じ。後ろの窓と比べて、背が高くなり、手も大人びている。
・そもそも、私は何かで苦しんでいる梨花への麻酔薬を取りに来たのではないかと怪しんでいる。
・現実でも入力していてエラーが出ている感じはあるので、もしかすると、パスワードの桁数が自由設定で、設定桁数まで入力するとエラーが出るタイプなのかな。
・んー。
・H173を取り出したように見せかけてはいる。
・だが、麻酔薬を取り出すこともできる。
・もしくは、高野一二三のファイルに、用意してきた手紙をポケットから取り出し、右手で差し込むこともできそうな描写。(すごい素早さが必要だが)
・音の感じからすると、麻酔薬を取り出す方が妥当かな。ファイルに挟んだとしても時間が一瞬。
・麻酔薬は猫騙し編で確認。(形は違う。24話には出てきていない)
・さて、指パッチンの矛盾点を軽く考察。
前提>
・沙都子は、指パッチンするたびに、ループしている。
・省略されているが、毎回自殺しており、同じ場所に戻ってきたところから描写を再開している。
矛盾点>
・本当に死の描写を省略しているのか?
・例えば神経衰弱。
1.スペードのAをめくった後に、間違えたので指パッチン。
2.省略されているが、沙都子は突然自殺をする。
3.そして、何日に戻るか分からないが、また同じテーブルについて、スペードのAに続けて、別なカードをめくる。
4.外れたら、自殺して戻ってくる。
5.これを50枚当てられるようになるまで繰り返す。
6.さて、最初のうちはまだ良いが、52枚のうち50枚を覚えられない限り、死に戻りループでは神経衰弱でストレート突破できないのだが、この記憶力はどこから来たのか?
7.そして、その記憶力があれば、ストレートでは無くても勝利は余裕だし、学校の試験も余裕だと思うのだが、いかがか?
矛盾点2>
・なぜ同じ欠片に入りなおせるのか? そんな設定は、どこで提示されたのか。または、どこで暗示されているのか。
・欠片が好きに選べるのなら、自分に有利なかけらに入り続ければ良い。完全に詰むまではかけらを変えないままの方が有利である。
死に戻り描写自体が怪しい>
・14話のかけら世界の梨花は、完全記憶継承を与えられたことにより、死の苦しみでもだえている。しかし、別の沙都子は、自殺描写後でも、かけら世界のさとこは一切苦しんでいない。
・22話の沙都子は、圭一の惨劇に立ち会い、きちんと驚愕し、かけら世界に戻ってからきちんと困惑している。つまり、沙都子の精神力が異様に高く何も感じていないというわけではない。
指パッチン今のところの結論>
・私は、指パッチン沙都子からは、死に戻りループしている印象を受けない。
・むしろ、同じ欠片中のタイムリープに見える。それに加えて、一つのカット中の顔の変化すら見受けられるので、なんらかの幻覚能力か幻覚現象が起きていて、見抜きにくい構造になっていると予想する。
ついでに>
・たとえば、隠された追加能力があったとする。
「沙都子は、死に戻りループの後、同じ欠片に戻ってこられるのだ」
「沙都子は、死に戻りループの後、カードをめくる直前に戻ってこれるのだ」
・「急に2つの設定を持ち出して都合よく死に戻りループしていた」のと、「実はタイムリープしていた」とでは、タイムリープしていた方がシンプルでは無いか?
・まあ、間に何をしていようと、結果は結果。私としてはどちらでも良い。見えない設定を使うより、タイムリープや幻覚の方がシンプルで良いのでそちらの言葉を使っているだけ。
・私が知りたいのは、なぜそんな偽装が行われているのかの動機の方だ。
・また長く考察してしまった。先に進める。
・入江診療所の外、「ここはどこなんだ」というくらい感じが違う。
・早朝の雛見沢村の景色にはあっているとおもうが、今までにない構造。
・そしてぱかっと。
・H173である。
・なんだろう、指が少しだけ長い?
・そして、この注射器はなんなんだ? なぜに針先が別々。この容器に入れるのに、針先を外したにしても、アタッシュケースの注射器と違う。
・アタッシュケースからは、H173の薬液だけとった?
・注射器の先に、針先をきゅぽんとはめるのかな。
・……あれ? 富竹は何回か投与しないと発症しないとすると、これ一回分じゃ発症しないんじゃないの? 論理矛盾。
・もし、H173の投与一回で強制発症するとすれば、「鷹野が富竹に綿流しで無い日の日中にH173を注射しようとしていた理由」を述べよ。
・これはH173で発症させる難易度が、結構上がったんじゃないのか。
・私はもともと、沙都子がH173を盗んで、以前の編で黒幕を演じていたとは予想していないから、順当な流れではあるのだが。沙都子黒幕説の人たちには、このあたりの論理展開を聞いてみたいね。
・まぁ、でも今の所、雛見沢症候群発症の原因自体が不明なので、犯人が分からない事には変わらない。
※雛見沢に住んでいる人は発症しやすく一回で発症するかもしれないが、遠くに住んでいた赤坂も発症している。これは結構重要ポイントではないか。
・百個の世界の悪沙都子が一人に連続注射!「もう、お前は発症している。(沙都子百裂注射)」とかかな。(いい加減な妄想)
・何か発想の飛躍は必要だと思う。
※幻影を見せられるなら、なぜ全部幻影にしないのか。
・沙都子「私が選んだ最後のかけらが唯一の世界になるんですの。その過程はすべて夢や幻と同じですわ。」
・この沙都子は、「ループ沙都子」というよりは、「かけら紡ぎ沙都子」。大量のかけらを準備して、自分の好きな一つの世界を構築する。
・これは、旧作で言うところの、羽入かフレデリカの立ち位置。
・このエウアは、ループ沙都子ではなく、上位世界の住人になった「かけら紡ぎ沙都子」を観劇しているエウアか?
・あとは、この「かけら紡ぎ沙都子」を沙都子と見なすかどうかか。
・前作で、祭囃し編を構築した黒幕はフレデリカだとか羽入だとか言っていた人は誰かいたか?
(ベルンカステルだと、うみねこと紛らわしいのでフレデリカとする)
・んー、私は「祭囃し編の黒幕は羽入」と思っていた気はする。(祭囃し編のハッピーエンドに対して台無しの意見だが、そこに配慮する余裕はないし、もう既に業で示唆されている)
・業でそれが顕著になった。
・まぁ、かけら紡ぎの黒幕は、羽入ではなく、フレデリカでも大差はない。「羽入が顕現していた可能性のかけら」を紡いだのだ。
・記憶継承能力を強制的に与えられてしまった梨花から生まれた人格フレデリカ。
・羽入の存在自体も、記憶継承能力による精神状態から発生したイマジナリーフレンドというのも明確には否定できない。(夢が無くてすまん)
・羽入と話しているが、羽入からの情報は、記憶継承で別世界で体験したことの可能性も十分に高い。祭囃し編のように顕現して勝手に行動する世界がとても異常なのだ。
・いわゆる「オヤシロ様」が梨花の思う「羽入」と同じ存在とは限らないのだ。
・閑話休題。べつに羽入の存在を消したいわけではない。そもそも、私は「羽入は居る」という方に乗っかる派であった。
・エウア「そなたはつくづく、繰り返す者としての適性があるな。」
・繰り返す者とは、梨花レベルのことなのか? 羽入レベルのことなのか? この場面だと、羽入レベルの「かけら紡ぎ沙都子」を指している気がする。
・梨花と一緒に雛見沢で暮らす。その未来をゴールとする。過程は夢や幻と同じ。
・合理的な考え。冷酷ではあるが、まだ人間の考えである。
・沙都子「約束された絶対の未来。」
・うみねこのラムダデルタに掛けてあると思うが、ラムダデルタが登場するのは卒が終わった後の話だからな。……ひぐらし業とは重なっていた! 1986年10月だったな。
・ああ、でもごにょごにょだから、まだか。(詳しくは書きません)
・1983~1988の「かけら紡ぎ沙都子」は、まだラムダデルタではない。(上位次元の存在に現実世界の時系列って何よという話もあるが)
・ラムダデルタになるには、「かけら紡ぎ沙都子」だけではまだ素材が不足している。卒で近づくか、鷹野などが混ざるか、まぁ、そこは作者側の話。他作品へのほのめかしには乗らない。
※ドラノール成分は補給したいね。
・エウア2本歯。どこで変化した?
・印象としては、右八重歯の沙都子と左八重歯の沙都子が融合した感じ。
・時系列の変化で、ループ沙都子がかけら紡ぎ沙都子に昇格したのか、別の存在としてそれぞれ出現して別の成長を遂げたのか、ちょっとまだ分からない。
・かけらを自由に飛べるなら、指パッチンで好きなかけらの任意のタイミングに跳ぶもの可能ではある。神経衰弱とアタッシュケースのロックは突破できる。このままだと強すぎで物語にならないから、何か制限があるだろうけどね。
・問題は「かけら紡ぎ沙都子」の目的かな。(うまい呼び名が欲しいが、沙都子の分類自体ができていない、かけら紡ぎ沙都子が悪沙都子とイコールかどうかも分からない。暫くこのままでいこう)
・赤目であることは異常だが、セリフは中立な感じ。
・そして、目をつぶっているのはとてもい違和感。ふつうこの流れなら、赤い目を開けたまま空想するだろう。
・意図的に目をつぶった描写にしている気がする。どういうことなんだろう。ここは赤目じゃない沙都子に切り替わったということを隠すため?
・モチーフは18話。この沙都子の動作は、ネガティブな動作でないことの示唆。
・そして最後に右八重歯の沙都子。
・これは視点の問題なのか、違う沙都子なのか?
・まぁ、今の目で見返せば、そのうち何かわかるだろう。
※沙都子は、郷壊し編からじっくり見直した方が良いね。
・ネタバレ考察へ続く。
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