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第24話 郷壊し編7話のネタバレ考察です。
業が終了して数週間。ひたすら各話のカットを確認していました。残すは猫騙し編。その目をもって24話を見直して考察します。
考察の読み方>
ネタバレ分解からの引用部分:背景灰色で少し右に表示。
★★:今回考察したものの開始点。ネタバレ分解読んだ人は★★を探して。
※後から追記した部分。
・では、始めます。
・いきなり違和感。何だこの壊れた足場は。
・沙都子の足場なんて、こんなに小さい。・演出上は、沙都子の心を表していると解釈しておく。
・だが、考察としては、他のかけら世界との比較ポイントとする。
★★
・比較する。
・↑14話。光の帯が違う。
・↑20話ラスト。横26区切れ、13ブロックくらい。
・↑21話冒頭。この2枚だけでも後ろの土台の距離が少し違う気が。
・↑22話。神社のサイズが分からない。神社は下の土台よりも後ろなのか前なのか、手前かな。動きを見ると神社は手前。後ろに比較物が無いので後のシーンと比較がしづらい。
・とりあえず、土台の横36区切れ、18ブロック。かけらが浮いていない。ブロックは1:2くらいなので、円形としたら縦36ブロック。
・土台が大きいので、世界の中では最初の方? あれ? そうなると20-21話で初めて感があるのに未来なの? ……あとでじっくりやらないと分からない。(保留)
・↑22話。沙都子はブロック約10個分。ブロックは15-16cm×30-32cm程度か。
・前の画像よりも土台は広く感じる。
・↑少し前のカットのエウア。
・ああ、これは違うね。浮いているかけらも違うし、錫杖の椅子へのかかり方も違う、そして何より、エウア自体が違う。手前の画像の方が背が縮んで幼い。何を意味するかはまだ分からない。
・↑22話のさらに続き。
・奥行きは60-70ブロックあるね。かけらが浮いておらず、椅子の位置がとても手前なのは何故だろう。
・手前のブロックに2個割れがあり。右の方にも1個割れ。……もしかして、ブロックの配置適当では無くて、きちんと描いてある? 今回はそこまでやらないので保留。
・ついでに、22話で少し小さく見える沙都子。
・このまま寝かせるとブロック6個分くらいだよね。90cm小さすぎだ。この土台はブロックが大きくなっているか。
・……沙都子が寝ていたシーンだと靴よりブロックの方が狭いが、このシーンはブロックの方が大きい。これは……雰囲気で適当に描いているのか、サイズ感を間違わせるために意図的に変えているのか……手ごわい。
・うおおおお、確かにブロックが細かくなってる。
・沙都子も数年差があるので、身長を図らなおといけないな。エウアのサイズ感が狂ってしまう。
・はたして、エウアや錫杖のサイズも変わっているのか、だがそれは今回の主題ではないので保留。
・↑22話続き。かけら大量、土台広大。
・↑22話続き。かけら無数。土台は同じ感じ。
・23話。土台は小さい。
・23話続き。
・神社の土台も小さくなっている。なにげにここはエウアの椅子のサイズが測れるかもしれない。(保留)
・そして24話に戻る。
・24話序盤は土台がバラバラになって浮いている。神社も浮いている。かけらも大量。
・24話終盤はかけらだけが浮いている。
・かけら世界の土台は複数あるとでもいうのだろうか。あとできちんとやろう。今はかけらの形すら区別がつかない。
・話の流れとしては23話の続き。
・記憶の累積の話。きっかり錫杖は画面外にしてくる。
・この、舞台を移動する感じ。これはどういうことだろう。
・沙都子「問題なのはこっち」
・沙都子「鳥かごの方ですわね」
・この沙都子は切り替わった感じ。
・鷹野のかけらを見る。・これはどういう意味か。連続すれば意味は通るが、途中で世界を切り替える意味は……。
※暗いシーンはコントラストを調整しています。(見やすい代わりに色は薄くなる)
・山狗部隊と小此木。
・雰囲気が違う様にも見えるが、よくわからない。
・小此木が鷹野ノートの役目が終わったと言う。これは、辛辣。・業の流れを振り返ると「雛見沢症候群の役目は終わった」と言っている気がする。これは、「祭囃し編によって、雛見沢症候群は寄生虫という説を信じて視聴者が納得し満足した。だが、業では雛見沢症候群はそれが根本原因じゃないよ、と来た。だからもう、雛見沢症候群の寄生虫説の役目は終わっているのだ」と言われたような気がした。
・真実と訴える鷹野。うはぁ、これは堪える。だって、白沙都子がいるなんて皆言ってないからね。皆が沙都子が壊れてしまったと見ている。
・今の世間の流れでは、卒が何話か放送されて事情が明かされない限り、沙都子は悪い印象のままで固定化されたままだ。
・鷹野はファイルを抱える。・小此木「さあそいつを抱いたまま、右手で銃を拾ってください。」
・小此木「弾は一発です。口を開けてその中に撃つのをお勧めします。」
・小此木達の表情がおかしい。これは、あからさますぎる。これを雰囲気を描写したと取るのも良いが、23話までの描写を見ると、見た目の変化は流せるものではない。
★★
・他の話では、顔のアップになるのは「なくても良い余計な一言」「場違いな一言」だったりするのだが、ここは背景もあるし人数も多い。
・24話なので悪い表情の表現はあからさまだけど、この表情描写自体にはさほど意味は感じなかった。
・ただ、山狗と小此木の人相は違う。あえて絵柄を変えていることに意味はあるかもしれない。
・この場面の要点は以下。
・鷹野の改心するためのフラッシュバックの元。
・鷹野は似たような世界で、何度も負けて自殺を強要されている。
・この状況は祭囃し編と異なる流れの世界。
・これである。ファイルを持った→分かる。右手で銃を拾った→わかる。両手で銃を持っている→わからない。・ファイルを落とした様子もない。
・これは本屋の赤本2冊が1冊になったシーンをより分かり易くしたシーン。私はこのシーンも演出ミスではないと解釈する。異常シーン以外では、ファイルを落とす音や拾う音など、きちんと丁寧に描いている。
ファイルの音の描写>
・鷹野がファイル落とす。
・小此木がファイルを踏む音。
・鷹野がファイルを取ろうとする音。(鷹野の手は画面外で、描写されていない)
・小此木がファイルを拾う音。
・小此木がファイルを振る音。
・小此木がファイルを放り投げる音。
・鷹野がファイルを拾い上げる音。
・鷹野がファイルを抱えている音。
・これだけ丁寧に描写するスタッフが、急にファイルを消滅させることなんてあるだろうか? いやない。
・また、銃が2丁登場しているが、どちらもちゃんと取り出している。これは、猫騙し編の赤目沙都子が急に銃を取り出したシーンと、郷壊し編で沙都子が急に包丁を取り出したシーンの異常性を浮き彫りにしている。製作陣はきちんと丁寧に視聴者を騙し、手掛かりも提示している。
・↑ちなみに、他にも世界の切り替わりは普通にある。同レベルの者は、いちいち取り上げない。全部取り上げていたら、いつまでたっても終わらない。
・この鷹野のかけらのシーンは、羽入の存在は不明。
・山狗が負けて、鷹野が自殺を強要された2つの世界。(数えればもっとあるかもしれないが省略)
・今回は、沙都子が欠片を覗いただけ。
・……覗いたかけら世界で、世界が切り替わってみえているってどういうこと? 沙都子も同じものを見た?
・ここは後で整理する必要あり。エウアと沙都子の分類も後で。
★★
・猫騙し編を覗く20話分見たが、全編にわたって世界は切り替わっている。
・猫騙し編にもいくつか切り替わりはあったので、おそらく猫騙し編もシーンの途中で世界が切り替わっていると思われる。
・これが何を意味するのか?
・沙都子は、欠片を覗いた時に羽入を観測しているのだが、他で羽入を観測していない。
・いやそれよりも、ここの問題は、沙都子が欠片を覗いていたのに、いつのまにか中の世界に登場していることかな。
・かけらを覗いた沙都子と、かけらの中の沙都子は、同じなのか別人なのか。
1.沙都子が欠片を覗いた。
2.鷹野が負ける記憶。
3.鷹野と野村の会話。
4.鷹野と入江の会話。
5.沙都子と梨花の会話。 → この沙都子はルチーアの記憶ありそう。
6.鷹野と沙都子の会話。 → 普段通りの沙都子。
7.綿流し祭りの沙都子。 → この沙都子は未来の部活の記憶ありそう。
8.鷹野が祭具殿に忍び込む。富竹が待つ。それを覗く沙都子。 → この沙都子の中身は不明。
9.番犬が山狗を制圧。
10.欠片を覗いていたエウア。沙都子は座って目をつぶっている。 → 沙都子の様子からすると、かけらを目で見ていた感じはしない。かけらの中に精神をダイブしていたのか、座った状態で出現したのか。1の状態とは繋がっていない。
・かけらの中の沙都子も何種類もいて寄せ集め感がある。通して分類する必要あり。かけら世界の時系列すら危うい。
・かけら世界の沙都子は、覗くだけでかけら世界に入っていないかも知れない。世界が完成したら戻る感じなのかな? かけら世界の行き来も整理が必要。
・沙都子が把握しているのは羽入がいた世界のはずなのに、羽入は回想にしか登場しない。
・業の現実世界の梨花の記憶は、皆殺し編くらいで、祭囃し編の記憶が無い。鷹野を何とかしようという感じもない。かけら世界の梨花と齟齬があるはなぜか。
・課題は山積み。
・その2へ続く。
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