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11話の大石がどこから来たのかを検証考察します。
・いまのところ、多少の作画のブレがあっても、同じことを描いているものとして進めます。
・11話ラスト。大石が歩いてくる。(夕方なのでコントラスト調整済み)
・当初の予想。
A.北条家から来た。
・沙都子と鉄平に事情聴取し、虐待が無いことを知っている。
B.園崎家から来た。
・なんだろう。お魎が「沙都子のことを許したい」と思っていることを聞いたのかな。
・まずは1話の終盤、レナが先に帰った後、魅音と圭一が下校したとき。(夕方なのでコントラスト調整済み)
・いきなり似ている。
・電柱の本数が違う。奥の木の並びが違う。
・道の両脇の石垣は似ている。奥の家が似ている。
・5話中盤。魅音が家の方に走っていく。(夕方なのでコントラスト調整済み)
・うお! 道の左に木が生えている。
・7話。綿流しの次の日。
・表現に揺らぎはあるが、右の一番手前の電柱と電灯、奥の家などは同じである。
・これは、大石は園崎家から歩いてきたということだろうか。
・それにそても、梨花と沙都子が飛び込んだこの細い水路と身長が変わらないのは多少おかしいが、今回は置いておく。(身長が80センチくらいなのか、水路の幅が広がったのか、作画の問題か)
・さて、北条宅への道を確認する。
・9話ラスト。北条家の前を通る村人。
・道の真ん中には草が生えている。
・道沿いに電柱は見えない。
・10話中盤。知恵先生が北条宅を訪ねたとき。
・おそらく橋を渡って右の家が北条宅。
・電柱は見えない。
・同じく10話中盤。左に電柱があり、電線は左と奥へ続いている。
・電柱の描写は手前の画像と矛盾しているので、橋の右手に見えた建物は北条宅とは異なるかもしれない。
・16話終盤。北条家を見る梨花。
・買い物帰りなので、商店街から古手神社に向かっていることになり、その途中で梨花の視線の先に北条家がある。
・北条家が右にあるとすると、北条家は橋の向こうなのだろうか、北条家の左に木があるので橋の映っている画像と矛盾しているか? 綿騙し編にも橋は出てきたので、先に進める。
・いずれにしても大石が歩いてきた道は無い。
・20話終盤。沙都子がひとりで散歩。
・学校から歩いて水車小屋を曲がった。
・圭一の通学路では、水車小屋の脇は十字路でこの道は存在しないのだが、今回は置いておく。
・商店街方向で、川のある方に向かっている。
・ぐんぐん進む。
・だいぶ傷んだ北条家へ到着。
・橋を渡ったかは不明。
・この後神社に向かうので、時計回りで移動したと思われる。
・大石の歩いてきた道は見当たらない。
・23話中盤。
・鉄平が北条宅を訪れる。虫の声を聴くためにバイクを降りて、程なくついたので、橋を渡って右手の家が北条家に見える。
・ここは、知恵先生が訪れたときと違って電柱がある。他の雰囲気は似ているので、北条家は橋を渡ったところにあるということで良いかもしれない。
・すると、川向うは村はずれで、神社や診療所、圭一宅や商店街、興宮から来た道も川の手前にあるのか。
・総合すると、多少の描写の揺らぎはあるが、11話ラストの大石は園崎家方向から来たことになる。
・これは、どういう伏線だ?
・少し綿騙し編を整理しよう。漫画版とは展開が異なるので、アニメ版のみ。
・沙都子が鉄平に虐待された描写は無い。虐待があったのは「過去の鉄平」。
・沙都子は圭一の手をはねのけた。沙都子は大根を吐いた。知恵先生が来たらケロリとしている。 → 祟殺し編の様に保健室で寝込んではいないので、L3が悪化している風ではない。
・大石は圭一の活動を茶番と捉えている。これは、「お魎公認で沙都子を助けることになることを知っている」ということか? 郷壊し編23話経由のエピソードなのだろうか。
・となると、大石は「お魎に鉄平と沙都子を許してやるように頼みに行った」のが筋だろうか。
・でも、児童相談所と一緒に北条宅を訪れて、大石が鉄平を連れて行ってしまうと、鉄平は排除されてしまうので矛盾する。
・圭一に花を持たせて鉄平を追い出した。だけど鉄平は沙都子と仲良くできるように、児童相談所的には「虐待は無かった」ということで穏便に済ませようとしていた? 沙都子は、「鉄平は警察に連れていかれた」という。
・どうしても矛盾する。
・鉄平の虐待が無かったとする。
・大石は、鉄平を無実と知っているが、圭一に花を持たせたい。 → 児童相談所を説得できれば、鉄平を逮捕する必要は無い。
・お魎は、村の今後を圭一に任せようとしている。 → 鉄平の虐待は無く逮捕されなかったが、しばらく緘口令を敷けば、圭一の顔をつぶさなくて済む
・沙都子は、「警察が鉄平を連れて行った」と言った。大石の様子と矛盾する。虐待が無いと知っている大石だとすると、鉄平を取り押さえて逮捕するのはおかしい。状況的に大石が「虐待はない」と嘘をつく必要は無い。そうなると嘘をついているのは沙都子。
・そして、鉄平はいなくなった。大石が逮捕しないとすると、沙都子が姿を消させた?
1.大石は鉄平を逮捕しない。しかし、虐待が無いと言うことは圭一の面子をつぶすことになるので公表できない。
2.鉄平がそのまま北条家にいると、沙都子を虐待してることになってしまうので、暫く身を潜めてもらう。それに沙都子も口裏を合わせ「鉄平は逮捕された」ということにした。(いや、でも沙都子の電話の通りだと、鉄平は沙都子の所に帰ってこられないな……)
3.しかし、鉄平が北条家にいて圭一を殴り、圭一に返り討ちに会う。沙都子驚いて外へ。
4.北条家にやってきた大石。圭一と鉄平が倒れている。「村ぐるみで騙しやがったな!」。 大石がL5発症して神社へ。
・すると、おかしいのは「鉄平が北条家に戻ってきて圭一を殴った」こと。
・鉄平が圭一を殴れば、圭一は逆上して返り討ちにすることもある。
・鉄平と圭一が倒れていれば、大石がL5発症することもある。
・鉄平は「フラッシュバックによりL5発症」だろうか?
・かけら世界の沙都子としては、梨花を心変わりさせたいので、鉄平でフラッシュバックでL5発症しても、大石の発症につながるので、そのまま利用するかもしれない。
・ただし、沙都子の驚き方からすると、この沙都子は鉄平が圭一を殴る事情を知らない。
・かけら世界の沙都子は、現実世界の沙都子とは別人なのだろうか。この場合は、「何も知らない現実世界の沙都子」に対して、かけら世界の沙都子が「鉄平がフラッシュバックで発症する」理想のかけらをあてはめてかけらを作ったのだろうか。
・でも、指パッチン沙都子は魔法的なことが可能。依然として分からない……。
・今回の結論としては、大石が歩いてきたのは園崎家の方から。お魎と何か話してきたんじゃないかな!
・疑問が増えたよ!
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