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前回のつづき。23話から。
・ダビンチでゲーム大会。魅音のくじ引きへの細工は、見抜くまでは魔法と区別がつかない。沙都子の指パッチンは魔法にしか見えないのだが、何らかの技術が絡んでいるのだろうか。
・恒例の指パッチン考察。
指パッチン後、自殺。
A.ゲーム大会が同じ日、同じ面子、同じカード配置になるまで繰り返し自殺ループして継続した。
・それはもう、無限ならではの力。推定でも百年は超える。人間の精神ではもたない。
・むしろ、同じ配置になっていることを確認する方が記憶力を使うんじゃないかという状況。
・梨花より先に死んでしまうことになるので、追いかけていた梨花と別れてしまうな。「偶然同じループを経験した梨花」まで探そうとすると、無限の複数乗の時間が必要にならないだろうか。
・ああ、毎回梨花を殺してから後追い自殺すれば良いのか。(良くはないが)
B.実は、自殺ループ後、同じカケラに入りなおせる。
・結局カードを記憶する必要がある。
・だったら、一回目でわーっと全部めくってから死になよ。
C.さらに、同じカケラの指定した時刻に入ることができる。
・毎回痛みを我慢して自殺してるのだとしても、このくらいの状況じゃないと、ストレートクリアーは達成できない。
・これは、「時間の巻き戻し」と変わらない。
・相当万能なはずだが、猫騙し編ラストの沙都子は巻き戻してごまかそうとしていない。梨花がいたからだろうか? 死の直前の記憶が失われる梨花の前なら使えたけど、記憶の引継ぎが完全になった梨花の前では使えない?
・沙都子には、Cのような隠れた能力があるのではないか。
・しかし、ストレートクリアーをするのは、「力を見せつけてはしゃいでいる子供」的である。数回高校生になって、百年を超えた人物には見えない。勝利の決まっている勝負で、一方的な絶対の勝利を見せつけて何が面白いのか。
・こんなことはすぐに飽きる。綿騙し編だけでやってすぐに飽きたことなのだろうか。いやちがうな。この沙都子はゲーム大会自体に飽きている。綿騙し編を経験済み? そこで、圭一にストレート勝利を見せつけることで楽しんでいる。
・……。綿騙し編と郷壊し編でゲーム大会の割り振りが同じ。カードの配置もおそらく同じ。もしかして、ゲーム大会のパターンは有限? 繰り返す者が行動を変えない限り、展開も結果も毎回同じ?
・編によって天気は変わって部活も変わるから、「同じ編のカケラなら、内容は全く同じ状況で入りなおせる」くらいかな。かなり万能なのだが……鬼騙し編で沙都子が死亡したのは、やりたいことが完了したからなのか、それとも鬼騙し編に入りなおせない理由があったりするのか。
・23話の神経衰弱は、綿騙し編とは異なる。
・「梨花にだってできますわよ」 できるのだろうか? ループ先の世界を同じにできる? 同じ世界が来るまで繰り返す?(これだと結局、超記憶力が必要) 実は梨花も入るカケラを指定して指定時刻に入れる? 梨花も時間の巻き戻しができる?(能力バトルものになってしまう)
・沙都子にとっての暇潰しだろうか。
・椅子に座るエウア。杖は持たず。
・沙都子を「要領が良い」と感心する。
・かけら大量、舞台はとても小さい。
・エウアは祭具殿の裏に乗っている。
・ということは、舞台は、沙都子の居る場所だけだろうか。沙都子の精神の消耗を表している?
・沙都子はエウアに名前を尋ねる。
?エウア「名乗らぬのではない。名が無いのだ。そなたが我に触れて、初めてこのカケラに降り立ったのでな」
・名が無い=名前を付けるような者で認識できるものがいなかった? 我=角? カケラに降り立った=このカケラよりも上位にいた? カケラは三重構造以上か?
・このエウアは、別に生まれたばなりではなく、別なところにいたということだろうか。降り立つ前から名前は無かったのか、新たな体で降り立ったから名前が無くなったのか。
沙都子「えーうーあー」
左エウア「それでよい。やはりそなたはそなたであったな」
・「悠久の過去から世界を観劇してきたエウア」が「過去の沙都子と似た存在」が似たような名前をつけたことがあり笑った? エウアとは誰なのだろう。
・沙都子はかけらを越えて覚えていることがあることを尋ねる。圭一、レナ、詩音が影響を受けている。
・毎回L5状態の悟史は相当なものか? 妄想状態で、他のカケラの妄想の影響を受けたら永久にL5状態だろうか? 郷壊し編初めの、雛見沢症候群が収まったときに、悟史はどうなったのか? 帰ってきていないので、L5状態継続なのだろうか?
・沙都子が、悟史の復活に言及せず、「さよならにーにー」しているのはあきらめている感じかな。
左エウア「我が力はこの世界には強力すぎる。繰り返す者が力を使えば、小さな影響や変化が累積していくことはあろう。猫はそれを奇跡と呼んでいた。
沙都子「最近、どのカケラに行ってもおかしなことが続くのは、偶然ではなかったのですわね」 → 「どのカケラに行っても」!!!? 沙都子は繰り返すではなく、カケラに行くと認識!(最初からカケラを見せられていたからな) フラッシュバックが頻発するようになったのは鬼騙し編から?
左エウア「記憶の蓄積は不可逆的だ。一度発生した影響は何度カケラを繰り返しても、いや繰り返すほどにより強固になっていくのであろうな」
・うーん、エウアの入れ替わりトリックは疑えないか。となると、鬼騙し編の圭一のフラッシュバックは、ポジティブとネガティブ両方が蓄積していく?
・レナのドアガチャ覗きはフラッシュバック、レナと魅音をバットでポカポカもフラッシュバック、圭一と大石が電話していた時に覗いていたレナは妄想。(鬼騙し編はあながち妄想じゃないかもしれないが)
・ドアガチャ覗きは悪い妄想しか呼ばず、バットでぽかぽかは圭一の後悔を生む。はたして、これは、相殺されるのか? もともとフラッシュバックは、誰かを殺すのを公開するものだった。
・悪い方のフラッシュバックは……雛見沢症候群の妄想か? いや、起こったことのないことを妄想しているだけの場合が多いか。鬼騙し編で、鬼隠し編の「レナのドア覗き」が発生するのが異様なんだな。
・良いフラッシュバックとしては、鉄平にも発生する。別のカケラで死んだ鉄平自身を教訓として「きれいな鉄平」が発生。
・異様点は、祟騙し編ラストの鉄平。あれは、フラッシュバックを「鉄平の後悔」ではなく、「圭一への復讐」として使われている感じ。
・浮かばない。先に進める。
沙都子「それは繰り返す者と近しい人間の方が、影響を受けやすいんですの?」
左エウア「猫と強い因縁を持つそなたがここにいるようにな」
・この「猫」は梨花。となると、最初から猫=梨花?
沙都子「親族であれば、その影響はなおさらなのでございましょうね」
・これは、悟史を指しているような気もするが、沙都子にとっては鉄平を指しての発言なのだろうか? でも、近しいと言っても帰ってくるの一週間くらいだよね。それで近しい? 微妙。
・もう一人の繰り返すものである「梨花」には親族はおらず、近しい人物は沙都子しかいないので除外。
・続くシーンは「きれいな鉄平」なので、鉄平なのだろうか?
・もしや、鉄平がフラックバックで圭一に復讐するようになってきた? 沙都子はそれを阻止したい? 阻止するような行動は祟騙し編なのかな? ちょっとわからない。
・続ける。
・フラッシュバックできれいになった鉄平。
・おびえつつもお菓子を貰う沙都子。また、パチンコでとったらもらうと言う沙都子。
・不良に絡まれる沙都子。鉄平に助け……られず、鉄平は負ける。
・沙都子は、指パッチンする様子はない。おそらく別人。指パッチン沙都子との違いは何だろう。
・無敵の指パッチン沙都子と普通の沙都子の違いは何か?
・24話。23話ラストに続き、手を見る沙都子。舞台は椅子の様に小さい。
左エウア「思いがけぬ叔父の変化に戸惑っているようだな」
・シーンを引き継いでいる。ということは「不良は指パッチンで撃退可能だったが、鉄平が割り込んできたからついつい見てしまった」ということだろうか。チョコを貰う時は、初回だから気圧された感じか。
沙都子「叔父様のことはせいぜい利用させてもらいましてよ」
・業で鉄平を利用している感じなのは祟騙し編。漫画版だと狂暴な鉄平だが、アニメ版はきれいな鉄平なのだろうか。
・一つのカケラで出会っただけで、こんなに擦れた沙都子の対応は早くないか? カケラ内の沙都子と、カケラを覗く沙都子には何か差を感じる。かけら内の沙都子はリアルタイムで生活していて、カケラを覗く沙都子は、好きな所だけを覗いている感じ。普通の沙都子は魔法を使わず行動。指パッチンで魔法的に世界に干渉する指パッチン沙都子の異常性が目立つ。郷壊し編で簡単に自殺した沙都子も目立つ。騙し編では安易でお手軽な自殺はしていない感じ。
・続いて鷹野のカケラを覗く。沙都子視点でないので、覗いたままか? 便利すぎる。
・自殺を強要された後に入江診療所で目覚める鷹野。野村から電話が来て煽られる。
・これは、沙都子によるカケラ紡ぎ?
・過去の鷹野。一二三がコケにされる。フラッシュバックか?
・そういえば、これはだいぶ過去の場面。沙都子がカケラ紡ぎしたのか、それとも別の繰り返す者がフラッシュバックさせたのか。はたまた、普通に鷹野が過去を思い出しているだけか?
・一番強いのは、鷹野が思い出しただけで、沙都子は観測できない描写かな。手掛かりはないが、そういう場合は「見たまま」で捉えることにしよう。沙都子がずっと前までかけら紡ぎできるなら、すでに悟史は発症しない歴史になって戻ってきている。
・鷹野の気まぐれでアルバムを開く。鷹野が消されるフラッシュバックで自責の念がふえたからか? そうなると、一応沙都子の手柄?
・ん? 鉄平は、沙都子がフラッシュバックさせていない。繰り返しによる副作用での、記憶の蓄積か。鷹野も同じなのかな。部活メンバー立ちで繰り返して勝ちまくった。だから心変わりした。……圭一の場合は殺す側で改心。鷹野の場合は殺される側で改心。なんだこの違いは。本人的には無理して背伸びした惨劇を見ることで、その人本来の性格に戻って行くのかな?
・鉄平もきれいな方が本来の性格? 祟騙し編で圭一に復讐する感じだからちょっと例外だな。
・入江診療所の外で梨花と沙都子、沙都子の注射のことを梨花は「栄養剤」という。
・この沙都子は見抜いているので、「繰り返す者」である。上位の沙都子と同じかどうか。
・ロールシャッハ。沙都子は梨花と一緒で楽しい。鷹野は終末作戦を止めようとしている。一二三の手紙を読む回想。
・このシーンの沙都子は、普通の沙都子と見分けがつかない。
・祭りで人ごみに囲まれる圭一を笑う沙都子。沙都子には「次期部長」の記憶がある。
・この人混みは沙都子の仕業? 鬼騙し編と猫騙し編で人ごみに流されたレナも同じ能力に思われるが、誰の能力か。
・演舞を抜け出して、祭具殿に忍び込んだ鷹野達を覗く沙都子。鷹野は富竹に終末作戦を打ち明ける。沙都子がいないときなので、綿騙し編なのだろうか。
・23話が鉄平の話なら、24話は鷹野の話だな。
・沙都子が盗み聞きするのはおかしい。まるで、この沙都子はカケラから覗くことができない様だ。まぁ、おそらくできないのではないか。覗いている沙都子との違いは分からない。
・夜明けから番犬が活動。
・雛見沢の中で、入江診療所の位置がおかしい。これは流石に異常描写。左エウア「猫の言うところの惨劇のルールがすべて失われた世界か」
・猫=梨花=羽入=フレデリカ なのか?
・でも、梨花=フレデリカはともかく、羽入は独自の記憶があった別人格。なんだろう。一体何を見落としているのか。
・舞台は広い。沙都子が飛び降りた舞台にエウアもついてきたのだろうか?
沙都子「梨花が逃れたいと願えば百年閉じ込める鳥かごになり、私が梨花を閉じ込めたいと願えば鳥かごは開いてしまう」
・? 鷹野は梨花を閉じ込める鳥籠なのはわかる。だが、沙都子の願いで鳥籠が開く? 終末作戦が無くなった状態は沙都子にとって不本意?
・沙都子は梨花を雛見沢に閉じ込めるために何かした。それなのに、勝手に週末作戦は無くなってしまった?
・たとえば、沙都子が羽入を消滅させて部活メンバーを勝てないようにしたのに、先に鷹野が勝負を投げるようになった?
・整理しよう。
1.鷹野の週末作戦により、梨花を雛見沢に閉じ込める状況は完成していた。梨花にとっては毎回死ぬので不本意。沙都子としてはこの無限の繰り返しで良い?
2.梨花の祭囃し編の行動により、鷹野の週末作戦が破られた。沙都子視点では、この歴史で固定されてしまった。
3.手段は分からないが、羽入が消えたことにより、週末作戦を破ることができなくなった。沙都子の願いが関与か?
4.週末作戦が梨花を閉じ込めると思ったが、鷹野の改心により、週末作戦が消滅。
5.沙都子が思案中。←イマココ。
左エウア「前にも言ったように記憶の累積は不可逆だ。そなたが何度世界を繰り返しても、もう鳥籠は決して猫を捕らえぬぞ」
・不可逆ルールを是として、多少のフラッシュバックの矛盾を一旦脇に置けば、言っていることは筋が通っているか。
沙都子「そうはいきませんの。オヤシロ様の巫女ともあろうものが、雛見沢を捨てるなんて許されるものではありませんもの。ええ、あたくしが許しませんわ。」
・ここは、沙都子がおかしい。指パッチン能力があれば、受験と試験勉強程度なんてことはないのに、梨花を雛見沢に留まらせる。梨花と沙都子がずっと暮らすことに対して、巫女の話は関係が遠い。梨花を雛見沢に留まらせたいから、巫女の話を出してきたかの様。
・エウアの話と沙都子の話を鵜呑みにすると、そのまま終点まで行ってしまいそうだ。
・エウアの話が本当だとすると、沙都子自体か、沙都子の動機に何か偽装があるのだろうか?
・エウアは無邪気。特に沙都子に対する害意は見えない。
・沙都子はどこかおかしい。カケラ紡ぎの過程で捨てられていく人たちに対して冷酷なのは、まだ合理性があるので分かる。違和感は何だ? 「梨花を雛見沢に留まらせる」という目的か。梨花と一緒にいられるという手段のはずが、目的になってしまっている。そして、目的に固執している。
・「沙都子も一緒にルチーアに行く」方がよほど楽だ。
・沙都子がルチーアに行かないのは、勉強嫌いが本質ではないと思う。「最終的に確定させるカケラでは指パッチントリックが使えない」などの何らかの制限があったりするのではないか。
・もしくは、沙都子が何者かの思惑により梨花を閉じ込めようと考えさせられている様に感じる。……でも、該当する登場人物がいない。上位存在であるフレデリカか、消えてしまった羽入くらいか。羽入を消したのは沙都子の関与が疑われるので羽入は矛盾する。
・となると、残るはフレデリカ。フレデリカは業には登場していないのがネック。雛見沢に置いて行かれたフレデリカ。梨花が寿命を迎えたらまた無限の繰り返しを見続けることになる。雛見沢に留まらせたいのは分からないでもないが、業では何ら情報が提示されていない。
・フレデリカが使えないとしたら、梨花が死んだ後も繰り返した先の梨花か? フレデリカとほぼ同じ。梨花としては無限に繰り返したくない。だが、制御できないので繰り返してしまう。繰り返すのをやめるために、梨花自身に鬼狩柳桜での自殺をさせようとしている?
・ダメだな。想像ではなく、証拠から導こう。
・話を進める。
左エウア「そなたがオヤシロ様を名乗り、祟りを示すとでも?」
沙都子「わたくしが再び梨花を惨劇の輪廻に閉ざして見せますわ。そして梨花にわからせるんですの。雛見沢を捨てようと気持ちがある限り、今度の惨劇は永遠に終わらないと言うことを」
左エウア「鷹野が神になると言う願望を捨てた矢先に、そなたが神になろうと言いだすのだから」
左エウア「オヤシロ様としてどのように祟りを操るのか?」
沙都子「方法はわかってますわ」
・改心した鷹野。アタッシュケースからH173を取り出せない。
・診療所に忍び込んだ沙都子。アタッシュケースのパスワードを指パッチンで解除。H173を盗み出す。
・沙都子の目指す世界は惨劇が起きない。どういうこと? 梨花が考えを改めて雛見沢を出ないことになると、終末作戦もなく、惨劇も起きない。そうか、沙都子は素直に猫騙し編のラストを目指しているということか。そして失敗して銃を取り出した。
・猫騙し編ラストと言えば、びっくり箱に頭を抱えて、指パッチンも使わなかった沙都子。あの違和感が手掛かりなのだろう。
・話は戻って、エウア。
・現時点では、エウアは一人と結論づける。
・エウア登場前の祭具殿は怪しかったが、登場してからは一貫して悪意なく鑑賞を楽しんでいた。エウアの言動に嘘はないと判断する。
・一番最初のエウアの出したかけらに沙都子が吸い込まれて、周りのカケラが一旦消えたが、エウアはかけらを出したり消したりできるので、梨花のカケラだったとみなすことにする。舞台が壊れたり出現したりするのは、細かい違いはバッサリカットして沙都子の心の変化を表した演出とみなす。
・ただし、エウアが沙都子に与えた能力は梨花とは異なっている。また、沙都子がエウアに出会う様にした何者かがいそうな感じ。沙都子を壊したエウア以外の誰かがいるのではないか。しかし、合格発表時やルチーアの違和感による勘でしかないので論は脆弱。
残る違和感
・沙都子が受験不合格になりそうな感じなのに合格したこと。これは後で。
・沙都子が「梨花を雛見沢に留まらせる」が目的になっていること。これも後で。
今後確認していくこと
・沙都子主観と梨花主観の時系列を導き出す。
・沙都子がH173を使ったとして、どこで使ったか。
・羽入はどうして消えたか考察する。
終了!
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