ひぐらしのなく頃に卒 第6話 綿明し編3話 ネタバレ分解

 第6話。綿明し編3話のネタバレ分解です。

 第一印象重視で軽く進めていきます。細かい考察は後で。

 具体的に言うと放送から10日後くらい。(今は暑くて進まないので2週間くらい)


 ※暗い場面や夕方はコントラストを調整している場合があります。



 6月19日(日)

 夜のはずなのに明るい? 月明りかなぁ?



 車椅子や台車を使わずにお魎を運ぶ魅音。



 お魎の「死亡確認!」した魅音。

 詩音の時同様に「そんなつもりはなかった」と言う状態。

 判断力の低下なのかなぁ? 詩音放置しているし、目の前の一つの事しか考えられない状態かな。


 御三家が残っていることに思い至る魅音。

 えー! 切り替え早っ! というか、妄想に対して「そんな馬鹿な」という発想が無くなっている。理性のブレーキが壊れている。



 魅音は電話で村長を呼び出す。

 深夜なのに来てくれる村長。

 詩音はそのまま放置。お魎もそのままか?


 OP曲。

 詩音のルチーアが全然なかった!

 そのうち回収してくれるのか!?

 梨花と沙都子の対決。どう見ても対等には見えないのだが!?


 使われている拷問部屋!

 村長なーむー。



 魅音「大好きなおじいちゃんにこんなことしたくなかった」

 この誰に見せているのか意味が分からない。ひねりはなく、「視聴者として惨劇を見ろ!」なのかな? 分からない。

 「圭一を助ける」という大義名分のために、他全てを犠牲にする。これがヤンデレなの?

 魅音の実力をもってすればもっと効果的に圭一を助けられると思うのだが、疑心暗鬼によって一人でやるから効率が悪い?


 物語としてのこの魅音の惨劇の必然性がわからーーーん。

 この惨劇を描く理由は……沙都子に後悔させるため?

 あ! 猫騙し編で梨花を綿流しした沙都子は後悔していたな。あれか! でもその後の沙都子とつがならないけど。




 6月20日(月)。村長行方不明。

 圭一と梨花の会話を盗み聞きする魅音。

 圭一主観では梨花が赤目になり、圭一を罵る。魅音からは梨花の目は見えない。

 魅音が梨花を黒幕と思うのは無理はない。

 むしろ、赤目梨花の異常性の方が問題。赤目梨花はいまいち解決していない。圭一の恐怖による幻覚と取れなくもないが、赤目や青目や緑目を並べて表現用途を見比べないと分からない。保留。



 沙都子のフォローにより梨花と魅音が二人っきりになる。

 魅音が梨花を絞殺。

 圭一を守るために命がけ。圭一に危害を加えそうな人物を無差別に殺す感じか。うーん、疑心暗鬼の雛見沢症候群としてはちょっとおかしい。幻聴や幻覚で無く、知能が低下している。あれだけ自制心のある魅音の自制を取っ払ったのなら、もっと殺人を効果的に使うのではないだろうか?

 綿明し編で明かされた「H173による発症」は、従来の雛見沢症候群と動きが違う。

 なんだろうなぁ。



 魅音「今何か屋根の上に」

 圭一「わかった俺が見てくる」

 ……?

 見てくる?

 梯子は? 魅音の梯子がたがたは?

 この流れの圭一は、魅音に梯子を押さえてもらって屋根に登らない。



 トイレにカギがかかっている。

 ……。

 圭一はあからさまに南京錠がかかった状態で扉を開けようとしていたと言うの?

 そんな馬鹿な……。

 綿明し編単体でおかしい描写じゃないか。


 業14話のトイレのカギ。

 南京錠が違う。


 魅音が梨花を運んでくる。

 子どもたちの声がよく聞こえないけど、昼休みの回想シーンかな? 鍵を開ける様子もない。

 でも、梨花を焼却炉の方から運んできた。さっき首を絞めていたのは左側だぞ?

 そして、鍵の金具が無い!



 鍵を閉める。

 金具が違う……。3種類目のカギだ。えーっ……。


 引きの画。

 扉が違う……。縦の板が5枚しか使われていないよ……。

 いや、そもそもこれは扉のカギなのか? この扉はどう開くのさ?


 ここまでバラバラだとかえって判断がしにくい。

 扉を少しチェック。


 トイレの内側。

 ふむ、立て板は4枚。


 内側に取っ手が無し。どうやって開けるんだ……。

 ……。

 これは、扉とカギの変化は作画問題かな。

 うーん、鍵の金具が消えたのはどうなんだろ……。

 綿騙し編には南京錠が映っていなかったことくらいか。

 数が多くて考える気が減衰する。


 こうなると、焼却炉の方から歩いてきたのも意味がないと言う可能性も上がってくる。ぐふぅ。


 下校時。

 水車小屋の交差点の先にワゴン車と作業員二人。


 業5話に比べて、ヘルメットの帯の色が変わったが、もう大した違いには感じなくなってきた。


 ???

 なぜ、魅音も水車小屋前の交差点を通過するの?

 そして、ワゴン車の向きが逆ー!!!

 腕章も無いし、反射ベストも着てない!!!

 何この映像???

 車が反転し、位置を変えた。


 ワゴン車が超速でスピンターンして水車小屋よりも手前に移動して逆向きで止めたの? そして、その間に腕章を外し、反射ベストも脱いだのだ!(混乱)




 反射ベストなし。

 大石に無線連絡。警察たちは園崎亭を囲んで、何か起きないか耳を澄ませている。



 園崎宅入口。

 魅音よ、歩きながら着替えたのか?


 様子を伺う警察?



 あれ? こっちが警察?



 回覧板。園崎家で醤油をおすそ分け。

 魅音が書いたか?



 業20話。

 園崎「崎」の字が違う。山が小さく、大が大きく、可のハネが大きい。

 あれ? そもそも業20話では「」の字が違う! なんだこれー!!! 今のPCには無い漢字だ。これはBlu-rayで修正された? 当時の字はあってたのかな?

 卒の方はあまり良く見えないけど、ちゃんと園崎に見える。


 魅音以外で、お手伝いさんが書くこともあり得るが、普通は魅音が手を抜かずに書くよね。

  ↓


 園の字が違うのはBlu-rayで修正されていいましたー! ひー! Blu-rayの画像が無いので筆跡鑑定不能! 終了!(筆跡は脚本で表現できないから突ける部分では無いのだが……)


 上空から。

 これは雛見沢の奥の方、圭一宅やレナ宅の奥か?

 下部左側の緑の濃い森におそらく圭一宅がある。だが、ここを映す意味は分からない。



 魅音によってセーフハウスに閉じ込められる圭一。匿えば圭一が助かる? 詩音からすると、銃で祟りシステムの関係者を皆殺しにする。魅音が犯人として、圭一は助かる。くらいのロジックか。圭一優先による効率低下。一応受け入れておくか。


 沙都子が訪ねてくる。

 ここだけモニターの色が違う!!! くぅー!



 上段か下段か分からないけど、沙都子が移っていたのはおそらく右の2列のモニター。



 醤油を分けてもらいに来た沙都子。

 ちょっと何言ってるか分からない感じの魅音。


 えー! これって「実は詩音でした」の感じの表現ですよ!

 なんだこれ……。


 無線で連絡する……これは、警察ではないな。ヘルメット被ってないし、反射ベストも着ていない。

 警察の連絡手段は車載無線じゃないの? 携帯できる無線があるなら大石も利用する。

 この人の無線は何なんだ? 見えないところに置いてあるのかな。

 山狗の無線だって無線担当が大きな荷物背負ってたよね。


 しかし、無線連絡の相手は大石……。「明し」編に来て「画像と音声を差し替えられる」と言う示唆なの? 作画の問題かわからん!



 圭一がセーフルームを脱出し、モニターを確認。

 おそらくこれは、業8話と同じ。

 中央の8個のモニター。時間差でカメラを切り替えているのでなければ、沙都子が映っていたモニターはここに無い。どういうことよ。

 そして、手持ちの無線の形が違う。

 警察、備品を混在させるな! 新しいものに手を出しまくって機種を混在させる派か? ありえん!

 そして、大石が使える手駒がこんなにあるわけがない! 祟りは秘匿捜査で人員も制限されているよ? 富竹と鷹野が失踪中で探す必要があるよ? 梨花も捜索中だよ!


 警察は偽装なのだろうが、誰に対しての偽装だよ? 圭一に対して偽装しても意味はない。視聴者にだけ偽装するなんてことはあり得ない。そうなると「カケラを見ている者」に対する偽装として見せている?


 混在する世界。こんな感じか?

 ・綿明し編では警察がいる。

 ・綿騙し編では山狗(または番犬)がいる。



 魅音「梨花ちゃんが行方不明なのに醤油の無心に来たなんて」

 いやまて、梨花が行方不明なんだよ。魅音が率先して村人に捜索させないといけない。

 綿流し編での梨花と沙都子の捜索は詩音主導。あれは、梨花に「祭具殿に入った」と打ち明けてしまった圭一が、詩音の誘導で梨花を心配したことが発端。圭一がレナに電話し、その後魅音(中身は詩音)にも電話。詩音は魅音の振りをしたまま捜索をすることにより入れ替わり続けた。梨花と沙都子を捜索したのはレナが強引に進めたおかげか?


 今回村人総出で捜索するのは……村長で既にやっている。梨花の捜索はしない。とりあえずは「魅音に余裕が無いから」ということか。梨花の死亡が発覚する前に可能な限り圭一の害になるものを排除したい。


 ここでもし、「実は詩音でした」だとすると……、矛盾がある。「綿騙し編の人間の真犯人が詩音でした」ならまだ分かる。しかし、綿明し編の人間の真犯人が詩音にはなれない。綿明し編には入れ替わりと言えるほどの描写そのものが無い。

 「綿明し編と綿騙し編は違うよ」「綿明し編は不自然だよ」という表現を出しつつ、「綿明し編の魅音は詩音」では意味が通らない。綿明し編だけだと詩音の描写が少なすぎて推理できないし!

 どこだ、どこに勘違いがある? 

 もやもやする。


 待てよ。

 綿流し編で梨花と沙都子を捜索させた根本はレナだ。


 詩音が圭一の不安を煽る → 圭一が梨花宅に電話したが出ない → 圭一がレナ宅に電話 → レナは家に行っての確実な確認を迫る。 → 圭一と魅音に扮した詩音はそれに従う。 → 魅音に扮した詩音は村人を動かして捜索。


 今回、レナが梨花を捜索させるように魅音に圧をかけないのはおかしい!

 まるで、レナが「誰が犯人か分かっているから放置した」みたいではないか! これだと、園崎宅に訪ねてきたのは「名探偵レナ」になるぞ!


 魅音の入れ替わりではなく、レナの行動の方が浮き出てきた。でも、モニターに映っていたのがレナの可能性は「あるいは感づいたかな?の魅音のつぶやき」と「魅音に梨花を捜索させていない」の状況証拠のみ。

 しかも、誰もこんなこと言ってないからね!w 多数決なら負けだw


 最後に沙都子が死んでいるので、沙都子と一緒に来て「レナは山狗に密かに処分されていた」が後出しで来るかもしれない。


 作画のノイズが多過ぎて、いずれ整理しないと分からないな。



 園崎宅廊下で魅音対沙都子。



 沙都子の嘘を見抜き、銃を抜く魅音。→わかる。



 右手で一升瓶を持った状態から、右手で早撃ちした沙都子。→分からない。またやりやがったな!



 魅音が銃を拾おうとしたら指が吹き飛ばされる。→分からない。散弾銃の辰かよ! 指が飛ぶなら床板に穴が空くよ! さては横から撃ったな!(錯乱)



 地面に転がる指と銃。→分からない。綿騙し編で魅音が持ち出したのがリボルバー、しかしラストで落ちていたのはオートマチックだったろ! 「銃は沙都子が非合法ルートで用意して、リボルバーはその辺の地面に落ちてました」が通るわけないだろ!!!!! ここにきて雑過ぎだよ!!!!!

 沙都子から硝煙反応も出るし、沙都子が殺して自殺したってわかっちゃうじゃないか!

 細かい情報は大石が握りつぶして圭一に言った? ……これでは作者側からの「アンチミステリー」ではないか? それでは意味不明であり全く愛が無い。となれば、この表現は偽装!

 何の偽装か分からないけどね。



 魅音に銃口を当て「ジュ―」と焼ける音。→わかる。発砲による発熱。何で急にリアルなんだよ!!!



 梨花が死んだことを確認した沙都子。魅音を殺し自殺。→おかしい。血は飛び散ったのに障子が破れない。


 銃口は暑くなるのに、指は吹き飛び、床に穴は開かず、障子も破れない。ちょっとおかしい。


 ラスト。


 業8話。

 絵柄の違いはともかくとして。

 魅音の指を吹き飛ばした血だまりが無く、障子が空いている。

 血の飛び散り方が違う。これは山狗に押さえつけられて殺されたみたいな感じ。



 異常点

 ・リボルバーが地面に落ちている。ミステリーとしてはあり得ない後出し情報。 → 沙都子がリボルバーを蹴って地面に落ちたのは偽装。


 ・警察は、銃声があったら踏み込んでくる。 → リボルバーがどこに隠されたのかは依然として不明。 → 山狗かなぁ?

  → リボルバーが地面に落ちていたのを信じろと? それを通したら私はもうなく頃にのミステリーが見られないよ。


 ・各所にちりばめられた、綿騙し編と綿明し編の違い。 → 二つの世界が違うことを表す。問題は、なぜそんな表現方法をとるのか。 → 「見ている者」を欺いているという表現と捉える。誰が誰を? 「見ている者」の候補は梨花、羽入、沙都子、エウアのみ。



 綿明し編がは偽装だったとして、「尺が足りるか問題」が出てくる。

 「卒が15話で終わるわけが無い」と言うことで進めようかな。あとは「駆け足説明で終わる」か「説明されないまま終わる。気づく人だけ考察しろ!」だろう。

 私のただの勘違いなら笑い話にできる。ここはレナに習って考察する方にしよう。


 さて、あらためて綿明し編を考察しよう。(絶賛停滞中)

 細かく見たら何かが分かるかもしれない。


 7話へつづく。


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