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第12話。神楽し編1話のネタバレ分解です。
第一印象重視で軽く進めていきます。細かい考察は後で。
※暗い場面や夕方はコントラストを調整している場合があります。
梨花、空中に出現。まだ梨花に意識はないようだ。
駆け寄る羽入。
千年前、人の世に絶望した羽入は、娘に自分を討たせた。古手桜花?
羽入は千年心を閉ざしたが、古手家に8代続けて女子が生まれ梨花が生まれる。梨花を通して人の世との接点を得た。
羽入の回想。梨花が生まれた。
梨花の周りに回る飾りが三個も。三個もあったら注意が散漫になるじゃないか。やけに飾りが多く、何かあるだろうが不明。
羽入の回想のカケラが出現。
「過去の出来事」または「羽入の記憶」がカケラとして出現する模様。しかも複数。
羽入は梨花誕生の時を何度も繰り返せたのだろうか?
最初の昭和58年6月。梨花は鷹野に殺される。
おいおい、羽入。鷹野を覚えていたのか!!! 百年黙っていたのか! それって、原作でぼかしていたところじゃないかな。
羽入に罪が……というより、大嘘つきじゃないか。「普通の沙都子」から見た「繰り返す者梨花」レベルだね。
孤独になりたくない羽入の心理を考えれば、梨花に鷹野のことを黙っていたのは分からなくもない。
幸せな未来を望む梨花の心理を考えれば、仲間を置き去りにして世界を繰り返したことも分からなくはない。
そんな二人に加えて、沙都子が理想の未来を目指している。さて、どうなるか。
羽入が梨花に「繰り返す者」の力を与えた。エウアと同じ。
羽入の力が不完全だったからか、羽入がそう望んだからか、梨花の記憶の引継ぎは不完全。
羽入の記憶の引継ぎはどうだったのだろう。鷹野のことを隠した嘘は最初の一回だけか、それとも、毎回梨花の死因を知っていたのか。
羽入の観測能力が梨花を通してではないならば、羽入には梨花の死後も分かるのではないか。
例えば、ゲームをやって、敵に敵わなくて死んでしまったから、好きなセーブに巻き戻してやり直している感じ。セーブスロットは無数だ。ずっとゲームを遊びたい羽入は、クリアー方法を知っているが、何ら対策せずにクリアーしないまま遊んでいた。そこをレナに「本気出せ」と指摘されて、舞台に登場。……ゲームに感情移入しすぎて自分を登場させたゲーマーか!w
羽入としては、梨花は「何ら関与できない現世」に現れた千年の奇跡。梨花を手放せずに百年苦しめてしまったのも分からないではない。
梨花としては、訳も分からず繰り返した百年。羽入が協力してくれて鳥籠を突破。置いてきた部活メンバーに申し訳ないのは分からないでもない。
それに比べて沙都子。
世界をやり直したい。梨花の勉強に付きあって頑張ってルチーアに行くのではなく、勉強しなくても良く、皆で遊んだでトラップに嵌めたりしてキャッキャウフフと生きて行きたい。(意訳)
弱い理由である。
「沙都子は郷壊し編で受験不合格をやり直していないか疑惑」があるが、ルチーアの独房に入った沙都子からするとやり直したいのは本心なのだろう。
きっかけは弱い気がするが、エウアの力によって沙都子は繰り返す者になった。
最初は気軽に「梨花を説得してルチーアに行かせなければ上手くいく」と思って繰り返すがダメ。やがて、同じ梨花に付きまとって心変わりさせようとしたが、梨花より先に死んでしまったら「梨花が生まれない世界」に行く可能性をエウアに提示され驚愕。
沙都子は、先が見えないまま惨劇を繰り返して心を壊していく。今では「梨花の心を折って屈服させる」という目的に代わり、どういう世界を目指しているのかは分からない。興宮の高校大学に行くのかな? 今の沙都子には将来の展望が見えない。まぁ、何百年も繰り返している最中だしね。
おかしな点。
・沙都子は繰り返しの能力を有効に使えている。今の沙都子の能力をもってすれば受験やテストは楽勝。もはや梨花を屈服させる必要が無いのに屈服させて未来を目指す。
もし、「繰り返す者沙都子」が理想の未来に行ったら、繰り返していたことを永遠に内緒にする必要がある。だから、理想の未来に行かせるのは「普通の沙都子」でなければならないのかな? 「繰り返す者沙都子」の力をもって梨花を屈服させ、最後は「普通の沙都子」にクリアーさせたい?
希望の未来に到達する沙都子とは誰?
A.「繰り返す者沙都子」が理想の未来に到達。自分が繰り返す者だったことは永遠に黙っている。もう梨花を心変わりさせなくてもいつでも実現可能。ハッピーエンドといえる?
B.「普通の沙都子」が理想の未来に到達。「繰り返す者沙都子」が頑張って梨花を屈服させ状況を整える。最後の一回は「普通の沙都子」がクリアー。普通の沙都子には繰り返す者の自覚無し。これだけだとハッピーではない。上位世界で羽入が上手く収めればハッピーエンドになれる? 赤目沙都子はこれから魔女として生き続けてハッピーなのか?
ひぐらしが梨花の魔女であるベルンカステル誕生物語で、業卒は沙都子の魔女(ラムダデルタ)の誕生物語?
羽入が梨花からフレデリカと言う魔女を生み出してしまったことに対し、エウアと沙都子による別の物語なのかな。
羽入とエウアは存在している世界が違うが、同一人物かも知れない。そうなると、フレデリカを生み出した羽入の葛藤と、沙都子を魔女にしそうな自分を止める話になるのかな?
分からなくはない。
ただし、明し編の変な描写は放っておかないぜ!
1しか出ないサイコロ。それはもうサイコロと呼ばないんやで。
まぁそれでも、ダイス修正値を+5にすれば毎回6だよ。犠牲者ゼロの祭囃し編はそんな感じだ。
百年を経て羽入が顕現。祭囃し編へ。旧作アニメと同じく羽入が必須か。
確か、祭の澪尽し編だと羽入がいなくてもクリアーしていたな。まだやってないけど奉の澪尽し編もそうかな。
……そうか。羽入が顕現するのはあり得ないんだ。
羽入が自ら望んで現世に関与できるなら、梨花に固執する必要は無かった。ただし、百年梨花と過ごしたことによって顕現できるようになったという魔法はありうる。その魔法なら認める。
鷹野が銃を構えるなか、魅音の前に立つ羽入。
梨花のリボンは、確認できないが左右同じ長さかも知れない。
両方長い。同じくらいか。
ちなみに業だとこのくらい片方が短い。(時々同じになったりしてブレがある)
鷹野に撃たれる羽入。
「人の世の奇跡をみたボクは、羽入は、自らカケラの海へ」
これは、止めるか避けるかして、その後満足した?
撃たれてしまった? これだと「自ら」のニュアンスが違うな。羽入に弾は当たっていない。鷹野が外したか、銃弾が止まったか。羽入の顕現に比べれば些細な軌跡。
梨花がベットに寝ているから賽殺し編かな?
梨花に「繰り返す者」としての業を自覚させ、羽入は去った。
周囲のカケラを壊し、角を修復する羽入。
これも実は最初からで来たことかもしれない。梨花に鳥籠から出て欲しくないからやらなかった可能性あり。ひぃぃ。
OP曲。
梨花意識復帰。
まだカケラは残っている。角は修復中。
このカケラは、梨花の記憶かな?
おそらく業と同じだけど、カケラが細かい。
そのかけらを眺めるエウアと沙都子。
エウア「ぎりぎりまで猫に寄り添っていた方がまだ支えにもなれただろうに」
エウアの意見は合理的。だが、支えになるだけでは解決は遠いのではないだろうか。
梨花の嘆き。
梨花には昭和58年以降の生活の記憶がある。ルチーアにも行っていそう。
漫画版だとルチーアに行っている感じが無い。
羽入が梨花に鬼狩柳桜のことを伝える。
それを聞く沙都子。
かくれんぼ開始。
梨花のリボンは不ぞろい。
かくれんぼ中に祭具殿に忍び込む沙都子。
遅い!
鬼狩柳桜を手に入れる初回なら速攻で行かないと!
ついでに言うと梨花も遅い! すぐ行けば先に取れたじゃん! 従って、物語上の鬼狩柳桜の重要性はちょっと怪しい。どうも切り札にならない雰囲気。
梨花がマイペースで鳥に行ったら鬼狩柳桜はカケラしかありませんでした。マイペースで取りに行った沙都子に奪われていたのです。こんなので納得するか!w
そして、外から入れるように作られている祭具殿。祭具殿作ったやつ変人だろ? バイオハザードでも建築してなかった?
ついに鬼狩柳桜が登場。
綿騙し編と矛盾。
物理的な初期設定が同じだとすれば、綿騙し編では何者かが鬼狩柳桜を持ち出した後。
まさか、羽入が梨花の記憶継承を完全にしたから、副産物として鬼狩柳桜が出現したなんて理屈はないだろう。無いよね?
でも、問題は鬼狩柳桜ではなく、羽入側がエウア側を覗けないこと。この一方的なゲームは何なのか。
鬼狩柳桜を抜く沙都子。ちょっと刃がかける。
この鬼狩柳桜の脇の刃は2個。羽入の回想と一致。
沙都子の近くの床に刺さる。無限のカケラを考えると、これで死んだ沙都子もいそう。
ちょっとこの画は欠けた刃の位置がおかしい気がするが、置いておく。
鬼狩柳桜のカケラ。これは形が違うよねぇ。
沙都子が抜いた刀身はほとんど無傷だったから、欠けた切っ先もちゃんとした「切っ先」の形をしていると思うのだが……。
注射器をもって赤坂に近づく沙都子。強烈にゆがんだアングル。
ウジ虫の噂とともに注射? 綿明し編同様に無理がある。
大石の様に万能睡眠薬で重ねてこないのは、実は注射をしていないことの示唆ではないだろうか。
レナも注射をしたとき何故目を覚まさなかったのかは疑問。
魅音も全部睡眠薬で行けば良いのに。魅音「ジュースを買っていたらうっかり寝ちゃったよ」 沙都子「魅音さんったらドジなんだから」
茜の攻撃を次々とかわす沙都子。
瞬間的に取り出した銃を突きつける沙都子。
梨花の死亡確認をする前に茜に対面したのは迂闊ではないか?
「絶対に勝てる魔法」でもない限り、真剣相手に接近戦をさせるのは愚策。
つまり、これは絶対に勝てる魔法。祭囃し編の部活メンバーにかかっていた魔法に近い。
うーん、この沙都子の異常回避や銃出現を皆が納得してるんだが。覆せるかな。
一方、漫画版沙都子は腿に銃のホルスターを付けていた。世界の描画ルールが違う様だ。
アニメ版では意図的に描いていないように見える。世界記録の2倍の時間を経過。
何をもって死亡扱いなのかは微妙な所なのだが……。仮死状態は死んでないかもよ?
まぁ一応、沙都子は死亡経験豊富だから、どういう状態になったらカケラ世界に跳ぶのか把握しているとして「死亡認定にミスは無い」としておこうか。
エンジェルモートの沙都子は赤目で喋ったりしなかった。
なぜ倒れたままなのか。
惨劇を鑑賞し、退屈の病を紛らわすエウア。
人間とは価値観が違うだけであり、全も悪も感じられない。
普通の沙都子にとって害になってはいるが。
羽入復活。(?)
羽入「ようやく見つけました」
なんだと!? 前から探していたみたいな。
実は梨花に対して祈っていたのではなく、エウアを探していた!?
エウア「我が出来損ないではないか」 同一人物または劣化コピーくらいの扱いか。
まぁ、羽入が人間として子供がいたのなら、エウアくらいに成長してないとおかしいね。エウアの方が本体っぽい風格。
沙都子の物語に見せかけて、羽入の物語かもしれない。
さて、物語を羽入で締められるか。
続くか。終わるか。
考察は次回へ続く。
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