ひぐらしのなく頃に卒 第5話 綿明し編2話 ネタバレ分解

 第5話。綿明し編1話のネタバレ分解です。

 第一印象重視で軽く進めていきます。細かい考察は後で。

 具体的に言うと放送から10日後くらい。


 ※暗いところや夕方の画像はコントラストを調整している場合があります。


 6月12日(日)夜。ゲーム大会の後。

 またこのワゴン車か!(ワゴン車は区別がついていない)


 魅音に刺青があるかどうかは不明なまま。

 エンジェルモートの制服の背中が開いているが、奉では魅音も詩音もいた感じなので、何かで隠すことは可能なのだろう。

 とはいえ、刺青があるとラストで入れ替わりができないのはある。本編で仄めかされない限りは放置かな。


 今の所、これは魅音としか思えない。

 奉の綿流し編だと、圭一を操作して人形を魅音に渡そうとしても、魅音が人形を受け取ることはないので(学校においてみんなで共有)、魅音側にも人形を受け取る条件がある。

 詩音が悟史との約束を思い出して沙都子のねーねーになると目明し編にはならないわけだが、その時は魅音も「人形を素直に受け取ろう」という教訓を得ているのかもしれない。

 詩音は凶行を止めてねーねーになり、魅音は自分の「おじさんという仮面」で嘆くのを止め素直になる。

 今回、人形を素直に受け取ったのは、H173を打たれたことが関係している?(打たれているカットはない)


 ふむ、綿騙し編+綿明かし編を越えれば、魅音が素直になるのは分かる。だが、詩音はねーねーになる教訓を得てないぞ? 祟騙し編でねーねーじゃなかったかな?


 OP曲。


 今回、魅音と詩音の対決はすぐに終わってしまい、詩音の掘り下げが無かったな。これで業のみの視聴者に詩音と言うキャラクターが伝わったのだろうか。詩音のルチーア回想も無かった。

 

 6月14日(火)。カレー対決。

 知恵先生がしっかり看板を隠している。

 ちなみに業では背景の校舎にピントが合わず、看板も見えない。



 カレールーの数によると、作られるカレーは9個。



 3人。あれ? これで皆の学年分かる?



 業5話。

 え? 机の上に乗っているものが違う……。



 圭一「カレーなんてジャンクフード」

 知恵先生が怒るのは分かる。


 魅音「今日の部活はカレー勝負だからね」

 いやいや、沙都子に包丁を向けるな。魅音は、人に刃物の切っ先や、銃の銃口を向けたりしない気がするのだが。



 閉まっている門。何かの暗示? 証拠の提示?

 ん? 後ろの子が野菜を切っているところだと、門が開いている……。何故閉めた?



 飯ごうでご飯を炊きながらカレー鍋を混ぜる圭一。カレー鍋はコンロに乗ってなさそう。どういう状況だろう。カレーが完成してご飯待ち?

 この時点で圭一はカレーが作れる?

 そして門は開いている。



 沙都子がカレー鍋をひっくり返す。

 おいおいおいおいおい!!!!! 素手で鍋の横を薙ぎ払ってる!

 これは、沙都子に熱に対する触覚が無い。卒でも動きの描写は丁寧に描かれているので、ここは「何らかの証拠の提示」と捉えることにする。


 鬼騙し編の圭一滅多刺しがごとく、沙都子は火傷していないし、痛みも無いと思われる。

 私の中では、あの滅多刺しだと圭一は死ぬし、この鍋落としでは沙都子は火傷する。



 タライが落ちるのと同様。過剰演出。

 それにしても、圭一は一人分なのに大量に作っているな。

 描かれていないけど、校長先生+営林署の人が審査員として点数つけられるから多く作っている? → ありうる。営林署の人なんて一コマも出てきてないけど。


 知恵先生が怒らないのは分からない。いないタイミングを見計らったか?


 圭一はカレーをこぼされる。レナはカレーに塩。魅音はカレーに砂糖。


 業5話。

 え? 何この違い? 同じカット使えば良いじゃん!

 卒は沙都子が鍋をひっくり返しているのを放置してるね。


 卒の塩。

 業の塩。

 いろいろ違うが、袋の開け口が違う。



 ……。

 いや、違うな、過剰演出ではなく、演出不足だ!

 奉の綿流し編だと、しゃもじやフライパンといった調理器具でドミノ倒しをして、圭一の鍋をひっくり返した。

 だが、今回は手で「だー!」である。雑ぅ―!

 トラップに対する姿勢として、沙都子を装った別人の可能性が出てきたなー。

 結果として「鍋がひっくり返る」は同じなのだが、過程の描写に愛が無い。




 スカートの中が見えそうな描写の後に校舎の看板をぶっこんで来る。よくある手口。他にもあるかはもっと細かく見ないと分からない。

 ここの看板はおそらく「雛見沢分校」。雛見沢分校の字は濃い。

 「雛」の文字の位置と濃さは、知恵先生の後ろに見えた看板とは異なる。



 今回の流れとしてはこれは魅音なのに、カバンの持ち方は詩音という不思議!

 カバンの設定を崩してきた。(「沙都子に包丁の切っ先を向けているので詩音」と言う線は残る) 最終日は魅音の左持ちになるのだろうか。


 詩音と魅音で違和感を考えてみる。


魅音

 × カバンを右手でもつ。

 × 包丁の切っ先を沙都子に向けた。

 〇 園崎宅で詩音に変装する。流れはスッキリ。説得力強め。

詩音

 〇 カバンを右手でもつ。

 〇 包丁の切っ先を沙都子に向けた。(勝手なイメージ!w)

 × 園崎宅で魅音の恰好をした人物が詩音に変装する。これが弱い。


 この後の園崎宅での着替えは、この魅音を魅音であると語っている。綿明し編の魅音のカバンは他にあったかな? これは後で。

 来週まで様子見!



 影の向きが2種類あるのに修正が入っていないな。

 意味あるかなー。

 まぁそもそも、影の方向が違うんだがw



 魅音の部屋。人形が置いてある。

 帰ってきたのは魅音か。


 ……。

 水車小屋で別れるときに、圭一にエンジェルモートの詩音が褒められて、魅音が恥ずかしがる描写が省略された。


 確か、当時の私は、カバンの持ち方から「カレー対決にいたのは詩音」ということで納得していた。魅音でも成り立つか?



 業5話。レナにウエイトレスのバイトを突っ込まれて、私と言いかけておじさんと言い直す魅音。これは詩音だ。

 ということは……。

 ・綿騙し編では詩音が右にカバンを持つ。詩音がカレー対決に参加。

 ・綿明し編では魅音が右にカバンを持つ。魅音がカレー対決に参加。

 なの!?

 なぜ魅音が沙都子に包丁の切っ先を向けたのは分からない。(詩音だとしても分からないがw) 魅音が圭一なら妥当か?w


 ちゃんとした検証は6話の考察の時。今は妄想の段階。



 詩音に変装した魅音の差し入れ。わかる。

 重箱を前に持って圭一宅に入る。わからない! やられた!



 業5話。足元だけが移りつつ圭一宅に入り、直後、重箱を後ろ手に隠し持っている。

 ちらちらと違いを出してきている。まぁ、細かいところは後で。



 それを沙都子が覗いている。

 カレーイベントをなぞっているのは分かる。だが、カレーイベントに参加しているのが詩音と魅音で入れ替わっていそうなところはなぜか?


 沙都子の考えはこうだ。

 ・魅音に注射したので、弁当差し入れイベントを発生させ、魅音と圭一を仲良くさせる。その後、圭一が詩音に奪われる形になるので、魅音が発症するのを狙った。


 魅音を発症させる意味はあるのか?

 ・梨花に「一度も発症したことが無い魅音が発症した!」と思わせて心を砕く。猫騙し編的展開を狙う。 → 砕けると言う根拠は分からないが、やろうとしていることは分かる。


 もっとも、沙都子がH173を魅音に注射したのが疑わしいのだけど!


 それにしても回りくどい。

 猫騙し編が完成形?

 今の所、筋通りに捉えて問題が発生するまでは筋通りに捉える。問題が発生するのを期待して、見た目の異常もチェックしておくけどね。


 1.上位沙都子がカケラを見る。

 2.(綿流し編か目明し編のカケラ)。圭一が魅音に人形を渡さないと詩音が発症することを知った。

 3.(別のカケラ)。梨花が圭一に「人形を魅音に渡す様に促す」ことにより、詩音の発症が回避されることを知った。

 4.以上の情報を知った上位沙都子。梨花が圭一に「人形を魅音に渡す様に促す」ことを実行しても、惨劇が発生するように事前に細工した。


 しかし、沙都子の惨劇を発生させようとする行動が、「H173で何かしていそう」という曖昧さ。カケラを覗いて情報は充分なのに、「一度も発症したことのない魅音にH173を使う」と言う不確定さ。

 これは「H173は魅音ですら発症してしまうんですよアピール」と捉えておく。


 6月15日(水) 何度か見かけた気がする構図。入口の上の看板は「雛見沢〇〇営林署」。

 この背景を書いたのは日本人とは限らないからね。多少は大目に見る。というか、気の利いた理由が浮かばない。



 魅音が上機嫌なのを冷やかしたが、不満げな沙都子。

 「早く発症しろ」なのか? 最終的には違う気がする。



 6月16日(木)ダビンチ前。

 ここは、魅音が扉を閉まる前に詩音が「あっ」と言って駆け出すが、業では扉を閉める魅音はいない。

 綿騙し編と綿明かし編は、よく似た別世界ということだ。しかし、卒6話が終わらないと別世界ということに意味があるかは判断できない。妄想注意。


 詩音に圭一をとられて泣く魅音。

 綿流し編で、圭一から人形を貰えなかったときの魅音もこうだったのだろうか。



 6月19日(日)


 ついに葛西登場。

 オヤシロ様の祟りについて何か情報がありそう。



 詩音「もし本当に鬼隠しがあったとして、私が選ばれる理由なんてないでしょ」

 枝を弾き飛ばしつつ葛西はハンドルを切る。何だかは分からないけど、悪い予感の表現。

 なお、ここは古手神社の上の方にある駐車場に向かっているのかな?


 よく見えないけど雛見沢の村が見える感じ。古手神社へ続く道路かな?

 梨花達は神社の階段下に自転車を止めているが、車で行ける道もあるらしい。

 (車で行ける道が無かったら屋台やテントは設営できないな)



 いつの間にかいなくなる圭一。

 気付いたらいなくなるのは、業卒ではよくあること。方法は不明。

 沙都子は煽る。



 富竹開錠。業6話と同じく、南京錠ではない開けづらい方の鍵。

 圭一と詩音も祭具殿に入る。

 魅音は喉を掻く。



 鷹野が鍵が付いたままの軽トラを発見。

 なんという幸運! 祟殺し編の圭一が学校に忍び込もうとして、偶然営林署の人が来て入れた並の幸運。

 あるぇー? 絶対の力じゃなく、奇跡の力だなぁー? 小さい事象だけど、カケラ紡ぎ的でもある。


 富竹と鷹野が死ななかったので、大石に時間の余裕が生まれ、詩音と圭一に事情聴取がされ、惨劇のタイマーが早まった。

 このピタゴラスイッチは村長にも影響してきそう。



 葛西が詩音に「護身用」といって改造スタンガンを渡す。詩音はまだ持ってなかったのか!

 詩音に身に覚えはないが、葛西は何か詩音の身に危険が迫っていることを悟っている。

 なんだろうなぁ。


 詩音「不審者がここのセキュリティーを突破できるとは思えないけどね」

 これは、詩音視点の「園崎家密室宣言」だろうか。



 葛西は水車小屋を直進。興宮は正面が良いのか。

 その後、大石が奥から園崎宅へ。神社から、学校方面を通って水車小屋にこられるようだ。



 詩音が圭一に電話しているところを覗く魅音。

 なぜか白装束。これが寝巻?

 詩音が「入った」と言っているので、祭具殿と察しただろうか。


 村長と村人。

 村人の目撃者によって、富竹と鷹野と一緒に、詩音と圭一がいたことはばれるだろう。祭具殿に入ったこともばれているかもしれない。

 今回の村長は初動が早い。逃げて―。



 詩音は魅音に聞かれていることに気付き、慌てて電話を切り逃げ出す。



 圭一の身の危険が迫っているのかと魅音が問い詰める。

 詩音はスタンガンをとって逃げようとするが、魅音にスタンガンを向けてけん制。効果は無い。

 この手つきはちょっと可愛い。


 ・詩音がスタンガンで黙らせずに、すぐに泣いて逃げ出した。この詩音は攻撃よりは守るのが得意なのかな。

 ・魅音に当主の風格。威圧感がすごい。魅音は「園崎家祟りシステムに圭一がやられてしまう」と思い込む。



 魅音にスタンガンを奪われ、詩音がやられる。

 この画面だけ揺れている。卒は揺れるカットが多いな。



 バリバリー。

 これは魅音痺れちゃいそうだなぁー。痛覚無し疑惑。



 スタンガンを落とす。

 魅音が詩音の首を絞める。村の因習を終わらせるため。

 えー? まだ詩音が死ぬ必要は無いんじゃないかな。

 魅音「知ってることを全部話してくれたら……」


 魅音の言ってることは、詩音に話させることなのだが、魅音の行動は絞殺だ。

 このズレは何だ?



 しばし正気を取り戻す魅音。

 首の骨折ったわけじゃないのでまだ窒息していない気はする。蘇生チャンス。だがまぁ小さいことなので良い。これ以上魅音に詩音の首を締めさせなくて良い。

 


 魅音はひとしきり泣いた後、スタンガンを手に取る。

 畳の目に対して、置いてあった向きがちがう! こういうのばっかり! とはいえ、ここは大した意味は浮かばない。


 そして、お魎もビリビリ―。交渉する気なし。スタンガン後に聞いても回答があるわけがないので、魅音は論理的ではなくなった。魅音の心理描写が省かれなければ理解できただろうか?


 次回は、おそらく綿明し編ラスト。魅音が―!!!


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