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※妄想による二次創作です。ご注意ください。
※「郷巡り編」も造語です。何かと被っても偶然です。
※初めての方はパラグラフ001からどうぞ。
詩音さんの発案により、すき焼きパーティを強制的に開催されることになった。
「さーて、今夜は……もう沙都子ハウスで良いかな。沙都子ハウスですき焼きパーティですよー! 部活メンバーOBも強制参加でーす。既に監督や富田達にも声をかけています」
「はう―! デザートは何にするのかな? かな? レナも買い出しを手伝うよー」
「肉は俺がもらうぜ!」
「ほらほら沙都子! 圭ちゃんに全部肉をとられないように頑張らないとねー」
「そんなに大勢あの部屋に来たらみんなぎゅうぎゅうですわ。とんだ迷惑ですわ」
梨花ちゃんハウス改め、沙都子ハウスですき焼きパーティ。
もう梨花はいない。
「監督、なんのリスクもなくお肉が食べられると思ってませんよね?」
「ええっ!? でも、材料費は私のポケットマネーから出しているはずですが……」
「誰が出したなんか関係ない! 誰が肉を食べるかだ! そして、肉を食べれなかった奴が罰ゲーム! 分かるなみんな!!!」
「「おう!!!」」
何やら圭一さんに懐柔された富田達もノリノリで賛同している。何か企んでいるのだろうか。
まったく、すき焼きくらいで何が楽しいのやら……。
梨花がいなくなって一年が過ぎたある日。
ルチーア学園から監督へ、梨花の訃報が届けられた。
それを監督から伝えられた時、私の世界が壊れた。
→ 006へ行け
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